内田也哉子、夫・本木雅弘のイギリスでの姿語る
- サエグササエル
- 2022年11月21日
- 読了時間: 3分
内田也哉子が、2021年9月12日放送のTOKYOFM『空想メディア』にゲスト出演。イギリスでの夫・本木雅弘の姿や、母・樹木希林のターニングポイントについて語った。
イギリスに住んでいた本木雅弘・内田也哉子一家が帰国し、樹木希林との同居を開始したのには、樹木の申し出があった。
2013年に全身がんを公表したが、樹木ががんを宣告され、いよいよ余命宣告されるようになって、樹木から「やっぱり、せっかく親子なのに離れてたら、お互いの感覚がわからなくなっちゃうから」と言われ出し、それで6年住んでいたイギリスから帰国し、1年弱同居した。
本木にとってのイギリス
高校時代から外国にばかりいた内田は日本への憧れが強く、帰国する度に、海外では自分を守ることに気を遣うのに対し、日本は気楽で食事も美味しく、たとえ表面的でも、他者への思いやりが感じられ、「こんないい国ない」と思うと語る。
それでも、イギリスは日本と同じ島国なため、同じ気質を感じて暮らしやすさもあるという。
イギリス生活については本木の方が執着があるようで、15歳から芸能界にいる本木にとっては、一般人のような普通の生活ができるので、イギリスに戻りたい気持ちがある。
日本でもできないわけではないが、「自意識過剰なんで(笑)」「人の目が痛い。(自分を)見てなくても、気配を感じられてる事が辛い」と内田は語った。
ただし、別にカッコつけたくないとかそういうわけではなく、おならやゲップのような、おじさんくさい振る舞いを外だけでなく、家でもそういうことをしないので、内田から見ても「本木雅弘のまま生きてる」という。
それでも本木にとってロンドンは「魂の救済」だそうで、実はロンドンでは、たまにオーディションに行くだけで、仕事はほとんどしておらず、ただ生活しているだけだが、やはりイギリスが良いと言っているという。
本木の本質
内田からすると本木は「ミステリー」で、その「一つの壁の奥を見せてもらえない」という。
自己プロデュースでそうしているのかと思いきや、幼稚園児の頃から、今日はこの服で行くと決めたら、絶対にそれにして、また「まつ毛長いね」と褒められたら、嫌になり、その場でハサミでまつ毛を切ってしまうというほど自意識が高いという。
また、家族として嫌なのは、評価を受けても「いや、でも…」と本木の反応はずっとネガティブな事。そのため、ほっとくことにしているそうで、だから本木がエゴサーチ好きなのは、賛辞の評価ではなく、ネガティブな意見を探して、自分と同じように思っている人を見つけるのが嬉しいのだと明かした。
樹木希林のターニングポイント
二世帯住宅での同居は子供が出来てから、樹木の方から言い出してきた。
樹木から、年寄りが若い家族にいるという事は違う視点が生まれるから広がりがある、と言われ、
いざ同居してみると、最初の子供だったこともあり、子供が病気になった時での不安やこれからの暮らしに内田も本木も思い悩んでいたが、樹木が経験談やアドバイスや軽口といった「ガス抜き」をしてくれて、抜くことを教えてくれたという。
樹木の性格は也哉子を産んでからのものなようで、それまでの樹木は役者生活で若くして食えるようになり、ある意味では安定を手にしてしまい、また、1人目の相手と離婚もして、1人暮らしで気楽になってしまい、「幸せの中でどういった喜びを感じて生きていけばいいのか」という絶望のような「幸せのブラックホール」にいた。
それが内田裕也という「台風の目」のような人物が現れて、「ああ、この人と関わったら、自分の事を考えないで、(幸せの)ブラックホールを無視して生きていける」となったそうで、結婚の動機がかなり不純だった。
しかしそれにより悲劇が喜劇になり、内田は「(樹木が)絶望しているのを見たことがない」と語った。
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