Aマッソが2021年6月28日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』にゲスト出演。M-1グランプリへの思いについて語った。
Aマッソの加納と村上は小学校の幼なじみで、小学5年生の時に同じクラスになって出会った。村上は「あいぴー」、加納は「加納さん」と呼ばれていた。加納は隣の区から引っ越してきた転校生だった。
当時の村上は活発でスポーツは得意だったが、ほとんどしゃべらなかったという。
漫才は小学校の時にお遊びでやった程度だったが、18～19歳の時にコンビを結成。村上は加納に誘われ芸人になったが、それまではお風呂屋の番台やパイロットになりたかったという。
お笑いの影響について、子供の頃は読売テレビの漫才番組『ZAIMAN』（99.12～09.03）に影響を受け、中学1年生の時にM-1グランプリが始まり、黄金期だったと語った。
最初は松竹芸能に所属
フリーで漫才ライブに出演していたところ、松竹芸能に誘われ、所属。同期にあたるのはヒコロヒー。
所属時代は通天閣劇場TENGEKI（08.07～13.06）という観客の目の前に柱があった劇場で活動しており、呼び込みもしていたという。
当時の劇場は、なすなかにしやチキチキジョニーが看板で、Aマッソのネタは加納によると、「換気扇の音、ずっと聞こえてましたね。しっかり聞こえてました」と表現した。
THE W 幻の2本目
Aマッソと言えば『THE W 2020』での映像を使った漫才だが、参加出場するにあたり半年前から、“決勝進出したらご迷惑かけると思います”とスタッフに言っていたそうで、また、ある程度（数回）打ち合わせもしており、そのため、打ち合わせをしておいて決勝進出できなかったら恥ずかしいというプレッシャーもあったと振り返った。
あのネタは劇場では下ろしていないネタだったので、反応は本番一発勝負で怖かったという。
また、本番では披露できなかったが、2本目も映像を用意しておいたそうで、ここで映像チームの存在も明らかにした。
Aマッソはコントと漫才の両方をやるが、その理由は、加納が飽き症なので、漫才ばかりやれないと語った。
露出が増えだしたきっかけ
Aマッソは2015年8～9月にNHK-BSプレミアムで放送された『爆笑ファクトリーハウス 笑けずり』に出演した事をきっかけに、審査員を務めた放送作家・倉本美津留の目に留まり、そこからライブに呼んでもらうように。
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その後、M-1の準決勝進出、敗者復活戦での様子から徐々に露出が増えだしたという。
そして今年、TBS『賞金奪い合いネタバトルソウドリ～SOUDORI～』で初代チャンピオンに輝いた。
M-1を意識しすぎて
「今、ナイツさんにはどのネタを見てもらいたいですか？」というリスナーからの質問に、加納は、「いや、今ナイツさんには見てもらいたくないでしょ。まだ上半期ですから」とM-1への照準を意識している返答。
2021年6月17日放送の『お笑い演芸館VS』ではコントを披露。しかし、前日までは漫才をする予定だったことを明かした。その理由について、（村上）「この時期に、ナイツさんに、漫才を…」（加納）「見せるわけにはいかない！」と口にし、漫才コントどっちでも良いと言われたので、コントにしたという。
それを聞いた塙からは、「それ、気にし過ぎよ」とツッコまれたが、共演するアルコ＆ピースもコントだったので、「アルピーさんももしかして、漫才を温存…」と重ね、またツッコまれた。
塙は、まだ今年のM-1決勝審査員を打診されていない、確定していないとしつつ、自身も2008年に決勝進出を噂され、「勝手にすっごい意識しちゃって、審査員の人をすごい気にするようになっちゃったの」と、オール巨人がブログにナイツの漫才の感想に、気になることを書いていたのを目にして、周りの芸人でオール巨人の連絡先を知っている者を探し、オール巨人に連絡を取ってその事を確認したという。
ただし、有名ネタ番組での決戦ネタ披露はM-1本番で盛り下がるので、やめておいた方が良いということで一致した。
Aマッソ退出後、ナイツは、加納はツッコミ方が内海好江師匠、村上は内海桂子師匠に雰囲気が似ていると話した。
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