バッファロー吾郎A先生が語る『お客さんの喜ぶ企画の考え方』とは?
- サエグササエル
- 2023年7月14日
- 読了時間: 3分
2021年6月10日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』にバッファロー吾郎A氏がゲスト出演。現在の活動の中心となっている作家活動について語った。
話題のユニット『松竹印人工素材』
『松竹印人工素材』お笑いナタリー
お笑い好きの間で話題になっている『松竹印人工素材 第二期生』。これに作家として関わっているA氏だが、元々、松竹芸能で若手お笑い芸人のグループを作ろうという話が上がり、その会議に最初から参加することになったA氏が、「僕が入るなら」と「松竹印人工素材にしませんか?」となったところ、実現したという。
また、この件に関して、事務所的にOKなのかというと、所属事務所の吉本興業とはエージェント契約で、作家という裏方業ということもあって、特に何の問題も無いという。
当時のようにダンスに力を入れるのかと思いきや、予算が無くてダンサーの先生を呼べないので、現在は動画ブームに乗っかり、動画企画に取り組んでいるという。
また、事務所も芸歴もバラバラに集めている『ベジタブル総理大臣』の方にも、いずれ関わるつもりだと語った。
「お客さんって残酷な方を見たい」
番組中、ナイツ塙から漫才協会が安く配信できる機材と小屋を見つけたため、7月から配信ライブやろうと考えているが、ネタなら東洋館に見に来てほしいため、ネタ以外の企画をと考えているそうで、どんな企画がいいのかA氏に生相談。
A氏は誰かから聞いて感銘を受けた言葉として、「お客さんって残酷な方を見たい」と、M-1などの勝者と敗者を見せる、またお客さんが敗者を応援したい、というような、残酷さを喜ぶ傾向を語り、申し訳なさそうに、師匠の1分ネタバトルを提案した。
バッファロー、ナイツ、大会用ネタの選び方
「ルール」が好きというA先生。キングオブコント初代チャンピオンとなったバッファロー吾郎だが、最初は普段の15分ネタを4分にすることなどできないと、キングオブコント出場を渋っていた。だが、作家から4分ネタをゼロから作ろうと言われて気持ちが変わり、出場する気になったという。
それを聞いた塙も、ナイツがM-1グランプリ2015の敗者復活で歌ネタをやったのは、4分なら漫才で面白いものがあるが、持ちネタで3分となると、一番面白かったのが歌ネタだったという。
バッファロー吾郎のネタのルーツは
A氏の相方・竹若元博がゲストの時も話題になった、バッファロー吾郎のぶっとんだネタ。若手の頃の、劇場に出るためのネタ見せではどうだったかというと、批判は無かったという。
社員や作家からは「やりたいことやってそうやから、やり(続けて)」という温かい言葉と、「ただ、わかりにくいところがあるから、そこはちゃんとした方が良いんじゃない?」というアドバイスもあって、突っぱねられたことはなかったという。
A氏は自分たちのネタに関して、先輩でお世話になっているリットン調査団が無茶苦茶なコントをやって通っているので、それをお手本にもしているので、否定的な事は言われなかったという。
ネタ見せに関して、A氏とナイツ塙氏から、“それだと見えない”、“そんな持ち方だと不自然”など、細かい見せ方などを説明する人が少なく、ボケを一緒に作りたがる人が多いと、苦言を呈した。
脳を鍛える、大喜利のお題の考え方
一般の人を集めて、大喜利のワークショップを開催することもあるA氏。A氏も大喜利好きだが、「答えてほしい」ので、大喜利のお題を考えるのが好き。
大喜利のお題を考えるというのも、違った頭の使い方ができるとオススメし、答えがいっぱい出るお題の作り方の一つとして、「お題自体がちょっと面白い」ものを挙げた。
例:「ペットボトルに何が入ってる?」→「ペットボトルに山田隆夫さんが入ってる、何を言っている?」
の方が、普通のことを言っていても、面白く感じやすいという。
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