お笑いコンビ・大自然、『伝説の一日』の鬼稽古明かす!
- サエグササエル
- 2023年6月15日
- 読了時間: 4分
お笑いコンビ・大自然が、2022年4月25日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』にゲスト出演。『伝説の一日』の裏話を語った。
ロジャーはアメリカ・ロサンゼルス生まれ。だが、ハーフではなく帰国子女。出生後に沖縄で育った。
『ロジャー』はアメリカ政府からもらえるミドルネーム(アメリカンネーム)で、ちなみにお父さんのは『ミック』。
元々、絵本の朗読家になりたくて大阪へ。大学の先生に薦められて上京を勧められたが、東京は不安だったので大阪に行ったという。だが鳴かず飛ばずで、芸人になった。
そしてチュートリアル徳井やスピードワゴン小沢らのシェアハウスに約2年間住んでいた。
パーソナリティーのナイツ塙は以前、小沢からクロマニヨンズの真島昌利との飲み会に誘われたが体調を崩し、代わりにロジャーが出席。その際、小沢が親交のある中山美穂を呼んで合流し、一緒に飲んだ事がある。
相方のしんちゃんは、先輩のダイタクにかわいがってもらい、旅行にも連れてってもらえる仲。どちらかというと兄の大と一緒に行動している。
見分けられるかという質問に、最近は大が太り出して、拓に叱られていると明かした。
『大自然』という変わったコンビ名だが、元々しんちゃんがピン芸人時代に『大自然白井』を名乗っていた。
最初は同級生とコンビを組み、その後トリオになって、ピン芸人になり、現在に至る。
家はしつけが厳しく、高校に入るまで観られるテレビを決められていて、許されたのがスタジオジブリ作品と『どうぶつ奇想天外』(93.10~09.03)だけだった。
学生時代はサッカーをやっていたが、途中でブレイクダンスを始め、そのダンスチーム名が『大自然』だった。
横文字系のチーム名が多く、そうしてカッコつけてるのがむずがゆくなったしんちゃんが、「決めさせてくれ」と仲間に許可をもらい、『大自然』と言ったらウケたので、決まったという。
それを気に入っていて、芸人になってからそれまでのグループ名には付けなかったが、ロジャーと組んだ時にピッタリだと感じ、大自然に決めたと語った。
しんちゃんは高校の時に初めて観た関西の年末深夜お笑い特番『オールザッツ漫才』(MBS)に衝撃を受け、中でも野性爆弾のネタが意味が分からず、気持ち悪くなって吐いた。
しかし、次の日から気になってネタを観始め、好きになっていったという。
後に大自然もオールザッツ漫才に出演し、スピードワゴンの小沢らがおもしろいと話題にしていた。
ちなみに、しんちゃんは結婚して子供も2人いる。上京して東京都清瀬市に住んでいるそうで、夜は真っ暗になるのでホタルを見たり、朝は大家さんがタケノコを持って来てくれたり、最近は家の前でヤンキーがタイマンを張っていたという。
伝説の一日ウラ話
『伝説の一日』で行われた公演『さんまの駐在さん』の稽古が東京本社で行われ、大自然は本番当日は出演しないが、会社から代演を頼まれ、オール阪神・巨人、中川家、アキナ、西川のりお・上方よしおの代わりをやることになった。
2人はどの役をやるかを15分前に言われて急いでチェックし、また、稽古にもかかわらずアドリブの部分などは省略ではなく本番さながらにきっちりやると言われたので、オール阪神役のしんちゃんは、阪神のギャグ「鳩胸…猫背…」のくだりを、慌ててロジャーや、同じように呼ばれて来ていたそいつどいつの市川刺身に聞いたり、YouTubeでチェックしたりして臨んだという。
だが、さんまは台本外の事もやるので、書いてなかった「獅子鼻やなあ」のフリをしてきて、それに対応できず、反省。だが終わってからいろんなYouTubeを確認したが、どこにも載ってなかったと悔しさを滲ませた。
一方、ロジャーは月亭八方役もやり、楽屋ニュースを2発無理矢理捻出し、ややウケだったと振り返った。他にもアキナ役でモノボケを20分したりして、現場は『さんまのお笑い向上委員会』状態だったと語った。
ごまかそうとも考えたが、最初にさんまがオープニングトークを30分きっちりやったので逃げられなかったそうで、また、稽古場には岡本社長を始めとしたスーツの大人が10人ぐらい見に来て目を光らせていたため、かなり怖くて、テレビより緊張したと明かした。
ピュアな2人
大自然はロジャーが下ネタNG。グラビアアイドルへのセクハラまがいなど、エロいのが苦手で断ることにしたが、逆にオファーが増えてしまい、やりたくないので現場ではずっとキレてるという。
また、色々気にしてしまい、2人で傷ついて帰ることが多いと明かした。
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