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  • 執筆者の写真サエグササエル

イタリア山あいの村「アウロンツォ・ディ・カドーレ」

世界遺産へ登る登山家の拠点「アウロンツォ・ディ・カドーレ」



人口:約3300人。世界遺産ドロミテ山脈の近くにある、山の谷筋に沿って佇む南北に細長い村。ドロミテ山脈登山の玄関口。

登山の山小屋のシーズンは9月まで。


世界遺産「ドロミテ山脈」


2009年、世界遺産登録。3つの頂は「スリーピークス」と呼ばれる。


「鉄の道」と呼ばれる登山ルート「ビア・フェラータ」


登山ルートの一つ。元々はイタリア軍の行軍用に作られた。通称「鉄の道」。


「レーゴレ」


この地域の20以上の地区による協同組合。

この辺りの地域では薪ストーブを使うため、薪が必需品。各家で必要な薪を伐採する場所をレーゴレが決める。

薪に使われるのはマツの木で、15世紀、ベネチア抗戦の杭として使われた。


名産品「アヤドゥムラ」


村の後ろの山をイメージして作られたチーズ。


名産品「スペック」



地元の燻製ハム。


伝統料理「カネーデルリ」


オーストリア、チロル地方の伝統料理。古いパンと卵を混ぜた団子風。茹でて食べる。


画家テツィアーノ生誕の地「ピエベ・ディ・カドーレ」


アウロンツォ・ディ・カドーレの隣町。ベネチア派の画家ティツィアーノ誕生の地。




このページは、2017年11月放送のBSプレミアム『桃源紀行』を基に製作しております。




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