コロッケ、平野紫耀の魅力を語る
- サエグササエル
- 2022年12月30日
- 読了時間: 3分
ものまねタレント・コロッケが2021年10月6日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』にゲスト出演。ものまねの歴史や、最新ものまねについて語った。
ナイツが漫才協会の師匠でものまねを持ちネタにしている、はたけんじ師匠をイジるとコロッケは、「加トちゃんペッ!は、はた(けんじ)さんだからね!」とはたけんじ師匠がザ・ドリフターズの加藤茶のものまねを初めて行った芸人だと説明。するとナイツは揃って驚き、塙がこの前はたけんじ師匠に今回のゲストがコロッケだと話すと、はたから「よろしくお伝えください」と言われたので、そんなすごい方だと思わなかったという。
また、コロッケが「な~んでか!?」でおなじみのギター漫談家・堺すすむ師匠が元々はものまね芸人で、「こんばんは、森進一です」や、美空ひばりの「どーも!」という名ゼリフを作った事も説明するとナイツはまた驚き、「だから堺さんとかはたさんって、みんなよくわかってないけど、俺ら(ものまね芸人)からするとすっごい人なのよ!」「(はたさんは)今、ゴルフしかやんないけど」とコロッケは師匠らを讃えた。
ナイツからものまねの歴史を訊かれると、コロッケは、元祖は他にいると言いながら、最初にメジャーになったのは桜井長一郎というものまね芸人で、淡谷のり子や藤山一郎をネタにしていた。
その後、はたけんじや堺すすむが登場し、堺について、「オリジナルを最初にやって、そういう風にふざけたのは、堺(すすむ)さんが一番最初じゃないかな?」と、ものまねしたスターを崩しだした元祖と考えているそうで、堺は「こんばんは、森進一です」と昼でも言っていたという。
そして、ものまねを本人がやっていないような、ひどくやり出したのがコロッケや清水アキラといった『ものまね四天王』で、特に清水は橋幸夫のものまねをなぜかハイレグ水着で唄って踊り、なぜそう思い立ったか清水に訊ねたところ、「いや、なんか楽しそうだし…」という理由だけでやり始めたという。
コロッケは、「3割似てればいいと思ってる。あと7割は別の生き物。ちゃんとした生き物じゃないよね」とものまねについて語り、その事によってファンや本人から怒られる事もあったが、「昔はSNS無かったから、直(接)で怒られないし、なんもないワケ」と炎上や電話でのクレームもそんなに無かったため、そこまで気にしなかった。
また、本人が怒っているかどうかは、人を見るのが得意なものまね芸人らしく、遠くから見かけた野口五郎の雰囲気を見て、後ずさりして姿を消したという。
そんなこともあり、後輩には「俺らは“逃亡者”でなきゃダメだよ。本人を見かけたら逃げろ!」と、人の作り上げたものをグチャグチャにすることの罪悪感から、そう伝えているという。
しかし、「ま、それでもオレはやめないけどね、今さら(笑)」と語った。
最新ものまねは平野紫耀
最新のものまねレパートリーについて、King & Princeの平野紫耀の名前を挙げ、「最近この間、ちょっとやったら、キンプリの平野くんの声やったら、ジャニーズのファンの子たちが、“えっ、コロッケさん、やってくれた”」と思いのほか反響が良く、自身で「変な風にしてないから」と分析。
「好きな食べ物は、“ぬれおかき”」と本当の事を言っただけで面白いため、特に変える必要もないという。
そして平野について、「アイドルで、一言言うのに面白いアイドルってなかなかいないのよ。平野くんってほら、普通じゃん、それが。あれがまた魅力だしね」と魅力を語った。
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