サザンオールスターズの原由子が2021年10月2日放送のTOKYOFM『桑田佳祐のやさしい夜遊び』にパーソナリティーとして代打出演。代打出演3夜目は、様々な事を語った。
2018年12月31日放送の『第69回NHK紅白歌合戦』でユーミンこと松任谷由実が桑田佳祐にキスをした事で話題になったが、リスナーからその時の心情を訊かれ、原は、その時はピアノを弾くことに必死で、キスには全く気付かず、帰宅して録画を確認した時に知り、事前の打ち合わせもなしにいきなりキスされた桑田の表情が面白かったと語った。
また、ユーミンとは30数年ぶりの再会で、それでいきなりキスをするユーミンに「やっぱり天才だな」と思ったという。
原は高校時代からユーミンの大ファンで、共演に感激。
また、エンディングではユーミンが原の隣に来て、「桑田君、元気になって本当に良かったね」と声をかけてくれて、さらに感激し、感謝を述べた。
『鬼灯』に出てくる鳥は
リスナーから新曲『鬼灯(ほおずき)』の歌詞に、“夜鳴く鳥がいて”とあるが、何の鳥をイメージしているのかという質問に、原が今朝、桑田佳祐に訊いたところ、“夜鳴きうぐいす”とも言われるナイチンゲールやビートルズの名曲『Blackbird』のイメージだそうで、この曲はポール・マッカートニーが1957年にアメリカで起こった黒人差別に対する公民権運動をイメージして作った曲だが、詳述は桑田佳祐に任せた。
竹内まりやとの縁
リスナーから山下達郎・竹内まりや夫妻との親交について触れられた原は、高校時代から山下達郎の『シュガー・ベイブ』のファンで、竹内まりやとはサザンとデビュー年が同じで、さらに竹内の弟とは青山学院大学の軽音楽サークル『BETTER DAYS』で原と同学年で一緒だったため、みんなでディスコに行ったりしていたという。
ちなみに、竹内まりやは桑田の『遠い街角』のコーラスに参加している。
表紙は20年前の…
週刊文春での連載をまとめた桑田の著書『ポップス歌手の耐えられない軽さ』が10月8日に発売されたが、表紙の写真は桑田がプライベートのサーフィンで波待ちしているところを、一緒にいたサーフィンフォトグラファーの土屋高弘氏が撮影し、後日フォトブックにしてくれたもので、天候が良くて素晴らしい出来だったため、使わせてもらったという。
土屋氏は『波乗りジョニー』(01)のMVでも、桑田がサーフィンをするシーンにおいて、桑田の顔が出ないシーンでは土屋氏がスタンドインを行っている。
先週、後枠用の録音で「愛媛から帰ったらぬか漬けが食べたい」と遠慮がちに原に伝言していた桑田。そんな桑田家で原が用意しているぬか漬けは、きゅうり、ニンジン、ミョウガ、キャベツなどが入っているそう。
また、好きなおでんの具はつみれという原。後枠では桑田が録音で、ウインナーが好きと発表。原は桑田がこんにゃくが嫌いだというのは知っていたが、好きな具を初めて知り、びっくりしていた。