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  • 執筆者の写真サエグササエル

タイの素敵な観光地「チェンマイ」「メーホンソーン」「ホイ プー キャン」「スコータイ」「アユタヤ」「メークロン」

タイ



朝8時、スピーカーから国歌が流れると、起立して国王に敬意を表する。


「特急スプリンター号」


3両編成。チェンマイ(チェンマイ駅)~バンコク(フアランポーン駅)を結ぶ。総距離約750㎞。移動時間約12時間。

弁当は昼と夜の2回提供。

昼食弁当はこの日、ライスと鶏肉と野菜炒め。


「北方のバラ」と呼ばれるタイ第2の都市「チェンマイ」(CHIANGMAI)


タイ第2の都市で北部の都。別名「北方のバラ」。多くの仏教寺院が建つ。

中国、ミャンマー、ラオスーに近く、13~20世紀まで栄えた「ダンナーカイ」の都。


チェンマイ市民に親しまれる寺院「ワット プラタート ドイステープ」(Wat Phra That Doi Suthep)


14世紀にクーナー王が建てた。市民から最も親しまれている寺院。

348段のきつい階段を上り、境内に到達。境内には靴を脱いで入る。

中央に高さ22mの見事な仏塔が建つ。

参拝者は仏塔の周りを3周する。1周はブッダのため。2周は教えのため。3周目は出家者のために回る。


国境都市「メーホンソーン」


チェンマイから約60㎞。ミャンマーとの国境地帯。

タイ北部はミャンマーと国境を接した山岳地帯が主。


首長族の村「ホイ プー キャン」



メーホンソーンからプラーイ川を下って約30分の所にあるカレン族の村。

約40世帯が暮らす小さな村で、カレン族(首長族)が昔ながらの素朴な暮らしをしている。

女性が首に真鍮製のリングを付けている。真鍮製のリングは美しさの象徴。

屋根を葺く木の葉を集めるのは女性の仕事。

村の小さな学校では小学生と中学生が学んでいる。


「ピサヌローク(駅)」


古都スコータイの玄関口。


初の王朝が開かれた古都「スコータイ」(Sukhothai)



タイ族による初めての王朝が開かれたところ。

仏教を初めて国教に据え、タイ文字を作り、基礎を作った。

「スコータイ」とは、「幸福の夜明け」という意味がある。

1277年に即位したラムカムヘーン大王の時代に王朝は最盛期を迎えた。

しかし、15世紀にはアユタヤ王国に統合され、王朝は滅亡した。

「古代都市スコータイと周辺の古代都市群」は、1991年、ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録。


遺跡「ワット シーチュム」


スコータイを代表する仏教遺跡。高さ15m。四方の壁に囲まれた大仏『アチャナ』には、「変わらぬもの・動かぬもの」という意味がある。不変の真理を追い求めたタイ族の願いが込められている。


リゾート「レジェンダ スコータイ」(Legendha Sukhothai)


遺跡に隣接するリゾート。敷地内には結婚式場がある。


●タイの結婚式

結婚式では、新郎を先頭とした新郎の一族が、新婦の待つ会場へと行進する。

会場の入口では、新婦の友人たちが通せんぼをし、簡単なクイズを出して、正解すれば通してもらえるという趣向が催される。

式が厳かに行われた後、両親に感謝を示してクライマックスとなる。


安息を願う行事「コームローイ」


無病息災の願いを乗せ、ランタンを空高く舞い上がらせる。


かつての交易都市「アユタヤ」(Ayutthaya)



タイの歴史上、最大の王朝を築いた都。中国、インド、ヨーロッパとの交易の中継地として繁栄した。

日本も江戸時代後期、朱印船貿易により、盛んに交易が進められた。


世界遺産「古都アユタヤ」


1991年、ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録。


日本と深く関わりがある「チャオプラヤー川」


首都バンコクを通り、タイランド湾に注ぐ。アユタヤの繁栄を支えた。

港跡が残っている。港跡の近くには「日本人町跡」があり、傭兵として高い戦闘能力を持っていたという。

頭領、山田長政(1590-1630)は王族から絶大な信頼を得て、行政の要職まで務めた。


悲劇の王妃「スリヨータイ妃塔」(チェディ プラ シースリヨータイ)(Queen Suriyothai's Chedi)


アユタヤ郊外にある。

スリヨータイは、隣国ミャンマーとの戦いで戦死した悲劇の妃。戦いで形勢不利になった自軍の王を助けるため、象に乗り戦って、王を助けたが、自身は深手を負い、そのまま亡くなった。

女性が前線で戦うことなど考えられない時代に起こした行動に、今もなお人気が高い。


「天使の都」と呼ばれる首都『バンコク』



タイの首都。タイを統一した王朝が築いた街。

人口:約680万人。

「天使の都」と呼ばれるほど美しいと人気。


寺院「ワット テープリラー」


僧になることは最高の親孝行。

出家式は本人にとっても、その両親にとっても晴れの舞台。

僧は朝5時、お経をあげることから一日が始まる。

6時になると、托鉢に出る。


たくさんの小舟が行き交う「アンパワー水上マーケット」


バンコク郊外にある。エビなどの新鮮な魚介類が、小舟の中の焼き台で調理され、客は川のほとりで食べる。

舟に乗ってマーケットを巡る方法もある。

川沿いにはアンティークショップ、カフェ、レストランが軒を連ねる。


塩田を通るローカル列車「メークロン線」


バンコク南部での海岸線では、塩づくりが盛んに行われており、その塩田地帯を通るローカル列車。

バンコク南部のウォンウェンヤイからさらに郊外のメークロンとを繋ぐ。

メークロンは市場町で、買い物のための乗客も多い。


テレビでおなじみ!列車が間を通る市場「メークロン」



トタン屋根が連なる市場町。

「傘たたみ市場」は、列車のレールが間にあり、列車が通る時は、傘を畳み、商品を引き下げ、通った後はすぐ元に戻る光景が名物。

列車は1日8回通る。


「ロッブリー駅」


スプリンター号の夕食用の弁当が積み込まれる駅。


このページは、BS-TBSで2012年6月4日放送の『世界・夢列車に乗って』を基に製作しております。




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