ターリーターキー、結成までの波瀾万丈な人生
- サエグササエル
- 2023年3月16日
- 読了時間: 3分
2021年4月20日放送のチバテレビ『白黒アンジャッシュ』に番組年末の風物詩【白黒-1GP】の優勝特典として、人力舎の若手女性コンビ、ターリーターキーがゲスト出演した。
ターリーターキーは、2020年の『THE W』の決勝戦に繰り上がり出演を決め、伊藤那美はフジテレビ『めざましテレビ』の【ココ調】リポーターにレギュラー出演。玉遥香は特徴のガサガサ声で日清のCMナレーションを担当したこともある人気の若手。
伊藤那美は元アイドル
伊藤は元4人組アイドル『海賊系アイドル パイレーツオブA⇔D(エンジェルデビル)』のメンバー。芸人志望で、お笑い養成所に入る前の大学時代に知り合った、同じく芸人志望の女性と組んだが、その彼女がアイドルに誘われてそちらに行くことにした際に、「もう一枠あるんだけどやらない?」と誘われ、参加したという。
伊藤も元々アイドル好きで、好きなアイドルとお近づきになれるかもと参加した。ちなみに他のアイドルオーディションは受けたことは無い。そして人力舎の養成所に入る寸前までアイドルをやっていた。
当時の芸名は『白滝めぐみ』。お客さんをクルー、ライブを航海、物販をバザールと呼んでいた。だがファンも3人しかいなかった。
玉遥香は元ドン・キホーテ社員
一方、玉は高校卒業後、「海外留学したい」と韓国に2年間留学。その後ディスカウントストア『ドン・キホーテ』関西支社の正社員として働いていたが、21~22歳の頃、4年交際していた当時の彼氏と結婚するため寿退社。だがその彼氏にフラれてしまい、未練を引きずっていたが、その彼氏が半年後に結婚。彼氏に会わない事を決め、2014年の夏、東京に上京しようとしていた友達に誘われ、共に上京した。
ちなみに、NMB1期生のオーディションを受け、最終オーディション手前まで行ったという。
上京後、芸能関係に興味があった玉は、萩本欽一のファンだったこともあって運で決めようと、吉本興業やエイベックスなど複数請求した資料の中から、引き当てた人力舎の養成所に決めたという。
ターリーターキー結成
伊藤は4歳から9年間バレエを習っていたが、高校時代、韓国旅行中に母に芸人志望であることを明かし、そしてアンジャッシュが好きで彼らが所属する人力舎の養成所『スクールJCA』に入所。
養成所で出会うが、伊藤は元アイドル、玉は大阪出身ということで、2人とも尖っていたため、余り者同士でコンビになったという。最初は3人組だったが、1ヶ月で1人辞めて今のコンビの形になった。
伊藤は結成1年目から、フジテレビ『めざましテレビ』の『ココ調』リポーターのレギュラーが決まる。
300人規模のオーディションを2人とも受けたが、伊藤だけが受かり、玉は「朝の声じゃない」と落とされたという。
ピンでの仕事のギャラは、別々。玉は伊藤のギャラを自分ももらいたかったが、伊藤が相談もせず即座に別々にしたという。
伊藤は、週1日の朝の生放送に加え、3日間のロケによる拘束があるのにもかかわらず、この仕事分のギャラを玉に取られるのが嫌だったという。
一方の玉だが、伊藤がロケで1週間海外に行ってしまって、ライブも出れず、パチンコをやるしかない日々を送っていたという。
そんな2人はデビューしてから5年で、玉の最高月収は12万、伊藤の最高は30万円台がMAXだという。
番組の最後には2人の母親からサプライズで手紙が読まれ、伊藤がどちらの手紙にも涙した。
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