トム・ブラウン、奇想天外なネタの作り方明かす!
- サエグササエル
- 2023年1月8日
- 読了時間: 4分
トム・ブラウンが、2022年4月9日放送のニッポン放送『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』にゲスト出演。独特すぎるネタの作り方について語った。
合体ネタが生まれた理由
2人がまだテレビに出れる気配もなく、悩んでいた頃、布川から「なんか適当に設定を言おう」と切り出され、みちおが「じゃあもう、一休さんを5人集めて合体させて、キング一休っていうのを作る?」と本当に適当に返したところ、布川が「めっちゃいいじゃん!」と採用されたという。
驚いたみちおだったが、そこからやり始めて、コンビは軌道に乗った。
一方、みちおの頭を強く叩く「ダメー!」の方は、まだ合体漫才を始める前に、布川がアドリブで適当に振って、みちおがボケるというくだりを30分ぐらいやり、その中から面白かったものを採用するという作り方をしていた時に、後半からみちおがサイコなことしか言わなくなったので、「ダメー!」とツッコんだという、「ただダメだから“ダメー!”」という理由だった。
ちなみに、舞台に登場した際のツカミの決め方について、2022年1月28日放送のニッポン放送『トム・ブラウンのオールナイトニッポン』で語っていた。
リスナーからツカミを募集するコーナーで、「あなたの家のカギ、かかってなかったよ」というホラーめいた考えオチが投稿され、トム・ブラウンの2人は評価したが、「一個不安なのは…」と昔やっていたツカミについて語り出した。
そのツカミとは、「誰か一緒に暗い所行こう?」というもので、それをやっていたところ、自分に言われていると思い込んだお客さんが怖がり出し、その後の漫才がウケなくなった。
その時期が続き、ツカミに関しては、かなり会心の出来だと思っていたが、あまりにも客のウケが悪いので、ヤーレンズの出井に聞いたところ、「(みちおが)本当にやりそう」と言われ、驚いたが、そこから自虐ネタに変えたと語った。
コンビ結成のきっかけ
高校時代、芸人志望だった布川が、同じ柔道部で馬が合うみちおを誘ったが、みちおはプロスノーボーダーになるため断った。しかし友人のケガで冷めてしまい、家でテレビを観ていたところ、布川がテレビに出演していたので、「めちゃめちゃ簡単な世界だな」と思って芸人になった。
だが布川と組むのはイヤだったので、その後、布川がMCをしているお笑いライブにコンビを組んでからオーディションを受けに行った。
そしてみちおがコンビを解散してピンになった時に、布川からまた誘って、コンビを結成したという。
みちおが当時から奇想天外な設定を作って来ていたため、みちおのコンビは1~2カ月に1度、計4~5回解散していた。
布川は「僕がみちおを追いかけてるみたいでイヤなんですけど」とこぼす。高校の柔道部に誘ったのも布川だった。
というのも、みちおは中学時代に相撲で全道大会に出場し、団体の部で優勝。全国大会に出場し、ベスト38だった。
布川も芸人になった当初はコンビを結成していたが、相方が芸人をやめ、解散。コンビに見切りを付け、3~4年ピンで活動していた。
元々、札幌吉本出身で、布川がオーディションを受け出した頃に入れ違いでタカアンドトシが東京進出。錦鯉・長谷川雅紀とは1カ月ぐらい被り、後を追うように上京した。
そしてピンで活動することになった時、札幌吉本の社員から布川に、「ピンでやるならこのネタを100回観ろ」とビデオを渡され、そこには今までの芸人がネタをやった映像が収められており、その中に長谷川がギャグの『のりのりまさのり』をやっていて、最近M-1で観た時、「この人まだやってんのか」と感動したという。
ちなみに、ビデオのそれ以外の内容は覚えていないと語った。
髪の手入れ
布川の髪はツヤがあってキレイ。女性に人気のタングルティーザーと呼ばれるイギリス製ブラシを使っているそうで、梳かすだけで髪も抜けずにツヤツヤになるという。
また、髪の手入れをサボっているとニッチェの近藤に「髪サボってるでしょ。オイルあげるから使いな」と言われ、ケアしてくれている。
みちおも美顔スチーマーを買い、顔に当ててから家を出る。スチーマーの熱で目が覚めると、その理由を語った。
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