ナイツが、2021年10月7日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』『ナイツ ザ・ラジオショー』で、前日10月6日に放送されたTBS『水曜日のダウンタウン』の『おぼん・こぼんTHE FINAL』での裏話を語った。
『水曜日のダウンタウン』の収録は、8月4日に結婚式が行われ、さらにスタジオ収録がその約1か月後に行われたが、そのスタジオ収録の前に現場にいた担当ディレクターに言われて、式場での記憶を失っている事に気付いたという。
10月6日に放送された『水曜日のダウンタウン おぼん・こぼんTHE FINAL』で、序盤おぼんが式場を後にし、ナイツやマネージャーの谷川さん、番組スタッフが説得し、再び式場に連れ戻したシーンがあったが、ディレクターに言われるまで、ナイツは2人ともその時の事が記憶からスッポリ抜け落ちて、スタジオでVTRを観て、なんとか思い出したという。
続いての、『ザ・ラジオショー』には打ち合わせの段階で、「今までに来たことがない、山盛りのメールが」届いており、それに応える形で話を続行。
なんとか当時の式場での記憶を振り返ると、解散を口に出されてからは『水曜日のダウンタウン』の番組収録などは度外視で、ひたすら説得し、コンビを継続し、漫才を続けてもらい、浅草東洋館に出演し続けてもらうということだけ取り付け、それに必死だったため、よく覚えていなかった。
そんな中、VTRを観て、スタッフが会場を出たおぼんを説得し続け、ナイツはこぼんやその家族と結婚式とスタッフの撤収作業をしたところにおぼんが戻って来て、いきなり握手をしたので驚かされたという。
また、2年間担当し続けた番組の池田ディレクターも号泣していたという。
マネージャーの谷川さん
また、おぼん・こぼんのマネージャーを務める谷川さんについても「本当にいい人なんだよ」と言及。谷川さんはずっとおぼん・こぼんと苦楽を共にしており、そして今回、元々はナイツや番組から始めた事なのに、会う度に「悪いね～」と言ってくれたという。
ちなみに、おぼん・こぼんの事務所『TOBIK（トービック）』も、谷川・おぼん・馬場添（こぼんの本名）・井上（おぼんの本名）・こぼんのイニシャルを取って名付けられているという。
おぼん・こぼんの復縁ネタ
また、仲直りしたらやろうと決めていたネタ『献血』について塙が解説。ネタ中には「なんでわかるんですか？」「いや、昨日一緒におったやろ」という、仲が良くないと成立しないやり取りが盛り込まれており、昨今は実現が難しかった。
だが、おぼんがどうしてもまたやりたい好きなネタで、放送中の「塙、ネタ書いてくれ」というおぼんの発言は、新ネタでなくても、『献血』のネタを動画サイトから文字起こしして、現代でも通じるような内容に脚色して台本にしてくれという意味合いだったという。
それを受けた塙は動画サイトで『献血』を見つけ、苦しみながら文字起こしして脚色しようとしていたところ、おぼんから連絡があり、「あれ、〇〇先生っていう、けっこう有名な先生が作ったやつやから、そのままの方がええと思うねん」と言われ納得し、文字起こしだけをしていたが辛くなり、水曜日のダウンタウンの番組スタッフに事情を説明し、文字起こしを頼んだところ、ものの2時間弱で台本が出来上がり、練習が行われたという。
『献血』は15分ほどのネタでけっこう長く、現場では完全版で行われたという。
また土屋から、放送ではカットされていたが、舞台登場から『献血』までのネタの導入部分となる「マクラ」は塙が考えて作った事が明らかに。おぼんこぼんは喜んで練習してくれていたという。
ナイツはそんな2人のやる気を見て、漫才への想いを確認した。
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