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  • 執筆者の写真サエグササエル

ナインティナイン矢部浩之、31年目のこれから

ナインティナインの矢部浩之が、2021年6月19日放送のニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』にゲスト出演。

自らの芸風の変化や、31年目を迎えたナインティナインのこれからについて語った。



今回は矢部と徳光が敬愛するサザン特集。矢部がサザンのデビュー曲『勝手にシンドバッド』が、サザンがレコード会社に何度か持ち込みをして、何度もボツを食らい、追い込まれた上で開き直って作り、曲名も沢田研二の『勝手にしやがれ』とピンクレディーの『渚のシンドバッド』から合わせた、という逸話を披露した。すると徳光から、ナイナイもそれに通じるところがあると言われ、矢部は「そう言えば自分も、その都度その都度開き直ってるかな、と思って。しんどくなった時に」と追い込まれた時の考え方を明かし、相方の岡村隆史についても、最近そうなってきた、と語った。


また、自身の芸風について、「僕は結構(力を)抜いてる風に見せる芸風かもしれないです」と明かした。

「見てる方には、“(力)抜いてるな~”と、“岡村ばっかり頑張って”って思われたら良いと思ってたんで」と語り、徳光は「それがホッとするんだよね~。それが本当にナイナイの色だなっていうね」と頷いた。


子供の誕生をきっかけに



元々、自身は結婚などのプライベートの変化があっても感覚や性格が変わらない人間だと思っていたが、「無理してた、って感覚は無いんですけど、多少、非常識的な事とか、変わったとこないとアカンよなと思ってたんで」という、それまでの芸人的な感覚から、子供が生まれてガラッと変わったという。

結婚した当初は夫婦2人での話などをメディアでするのが恥ずかしかったが、子供の誕生を機に、「もう隠さんでもええわ~」という気持ちに。

当時の取材ではよく、“人間に戻れた”と表現していたという。


そんな家族とワークスタイルの関係を話す矢部に、徳光は「今後あなたますます面白くなってくると思う」と返し、自身の好きな芸人・島田紳助氏の話を持ち出して、「あの人は、本当に“ガラスの破片”みたいなところがありますけど、ところがいい家庭持ってんだよね。あの人家庭があるんで、あれだけ自由にできた、って言ったら、あのカミさんがいなければ、島田紳助はいなかったんじゃないかって、紳ちゃんに言ったこともあるんですけどね」という考えを語ると、矢部も「そういえば奥さんのことをこう、悪い風にネタにすること絶対なかったですもんね」と返し、徳光は「子供はよく自慢してたしね、平気でね」と付け加えた。


31年目の漫才



31年を迎えるナインティナイン。徳光氏から今後の活動、漫才はやらないのか、との話が振られると、「昔とは全然違う作品になるとは思うんで…」と迷いつつ、「変な言い方ですけど、自分らで興味ありますよね」と答えた矢部氏。


今の若い世代が出演する、M-1で大ウケする漫才を観て不安になるという矢部氏。

優勝して評価を受ける若手漫才師の光景を見ると、「その子らみたいな漫才をしないといけないのか、それとも自分らが今までやってきたものをアレンジしてやっていっていいのか、やるのは自分らなんで、迷いとかは出てきますよね」と答えた。


それを聞いた徳光からは、「漫才って面白さはスタンダードだと思いますんで」と言い、自分の好きなやすしきよし、ダウンタウン、ブラックマヨネーズの名を挙げ、「古いんではなくて、こういうスタイルがあるじゃないですか、ナイナイのスタイルがね。それは絶対に見たいなと思いますよね」とファンとしてのエールを贈り、すると矢部は、「徳光さんがプロデューサーに見えてきました。迷いがなくなるかもしれないです」と応えた。



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