バイきんぐの西村瑞樹が、2022年6月20日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』にゲスト出演。バイきんぐがライブツアーをやらない理由を明かした。
西村はナイツ塙と平野ノラとは、同じコールセンターの深夜バイト仲間。ただ塙と平野は時期が被っていない。他にはじゅんいちダビッドソンや木曾さんちゅうもやっていた。
塙は木曾から紹介してもらい、2006～07年頃にバイト。西村はその前の2003～04年からやっており、芸歴もバイきんぐの方が上だったが、年齢が一緒ということで仲良くなった。
一方、平野はたしかオキシジェンの三好から紹介されたような感じで、しかし夜勤が合わず、1年もせず辞めてしまったという。
西村は「お調べします」と言って保留中にカップラーメンを食べたり、喋りながら啜った事もあるというほどやりたい放題だったが、途中から監視カメラが付いて、何も出来なくなったと反省。
当時西村が入った夜勤バイトは夜10時から朝9時までで、バイト終わりには新宿で朝からやっている飲み屋に行ったり、新宿のデパートでやっている北海道物産展や駅弁フェアに寄って食べていたと振り返った。
西村はほぼ毎日バイトに出勤して、貯金もかなり貯まり、エルシャラカーニのセイワもなったスーパーバイザーという役職にまで出世し、さらにその中のトップであるチーフスーパーバイザーにまでなったという。
現在、西村の所属するSMAでは水道メーターの検針をバイトにしている者が多いそうで、西村はやったことはないが、聞いたら早めに終えられれば時間に融通が利くのが人気で30人ぐらいやっているらしいとの事だった。
芸名カブり騒動
SMAがお笑い部門を立ち上げる時にフリーで活動していた芸人が集まり、バイきんぐはその時から所属。ちなみに錦鯉の2人もその時に別々に参加していた。
ある時、吉本興業の水玉れっぷう隊がバイキングに改名を宣言し、バイきんぐとして活動していた2人は名前を賭けて話し合いをすることに。
当時、小峠の家でネタ合わせをして行き詰まり、何気なくテレビを付けたところ、テレビ東京の番組『やりすぎコージー』がやっていて、改名選考が行われており、バイキングに決まった瞬間、たとえでなくリアルに「お茶噴いた」と振り返った。
それから『キングオブコント2008』の予選でたまたま同じ日の参加になって初対面し、後輩であるバイきんぐの2人はあいさつに行かせてもらい、水玉れっぷう隊の2人も「いたんだ、ゴメン！」という態度で接してくれたという。
その後は共存する形でお互い存続したまま2年ほど経った頃、バイキングが水玉れっぷう隊に戻した。
ちなみにフジテレビの番組『バイキング』には1回しか呼んでもらえなかった。
西村の生活
息子は先月1歳に。西村はお風呂当番を担当している。西村は野球好きで、広島カープの野球が観たいのだが、試合開始の6時頃に離乳食が始まり、テレビが点いているとそちらに注目して息子がご飯を食べてくれないので、テレビを消さなければならず、6時30分に食べ終わって再びテレビを点けると、今度は7時30分頃にお風呂に入れる事になり、寝かしつけまでやると8時30分になっていて、早い時は試合が終わってしまっているので、土日のデーゲームの日にしか野球が観られない生活だと語った。
ただ、今もロケで月の3分の1から半分は家に居ないそうで、子供がなかなか懐かないという。
キャンプの楽しみ
西村の代名詞ともなっているキャンプは、連れて行ってくれたヒロシの影響。そこから素晴らしさに気付いてドハマりし、キャンプ番組が増えたという。
今でもプライベートでキャンプに行く時間はあり、奥さんもキャンプ好き。先日も急に仕事が無くなり、息子を連れてキャンプデビューさせたという。
火を見ると嫌なことを忘れられるのが魅力だと語った。
好きが高じて群馬に山（455坪、テニスコート6面分）を108万円で買ったが、1年以上行かなくなってしまった。夏場はヤマビルが出てしまうので、冬場の11月から4月前半までが楽しめるシーズンだという。
キャンプ飯のオススメは、流れている川で採れたサワガニをオリーブオイルで素揚げして塩をかけて食べるもの。
朝ごはんは和食にするため、ご飯を炊いて、魚を焼き、味噌汁を作るそうで、前日から米を水に漬けておくのがポイント。
また、キャンプ場で焚き火を見ながらラジオで野球を聴く事も多いそうで、聴ければ何戦でも構わないと語った。
バイきんぐのライブは
現在、相方の小峠とは週に1回会うか会わないか。会わない月は2回ぐらいしか会わないという。
それでもネタは年末年始に特番でやるので、年に1回は2日間の単独ライブを行い、新ネタを作ってかけている。
西村はライブツアーをやりたいのだが、小峠が飽き性で、3日間やった時は3日目で飽きてしまい、おかげで西村は行けないと明かした。