バナナマン、ネタタイトルが英語の理由明かす
- サエグササエル
- 2022年11月13日
- 読了時間: 3分
バナナマンが、2021年8月6日放送のTBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』で、コントのネタタイトルを英語にしている理由を語った。
前週の7月30日放送回で、バナナマンの2人がワクチン接種の副反応による高熱で欠席し、そのため、放送作家のオークラが東京03の飯塚悟志を呼び、【この夏観てほしいバナナマンのコント10選】を語る企画を行った。
バナナマンはそれを振り返り、『Secretive Person』というネタの話になり、日村がネタの内容を一回確認したため、設楽が「タイトルを英語で付けてるから、聞いてても何のネタかよくわからない(笑)」と自虐。
その理由について設楽は、「僕ら、ライブで“メニュー表”を出すから、ライブタイトルを。で、あんまりこう、“なんで言わねえんだよ”とか(お客さんに)言っちゃうと、どんなネタかネタバレを避けるために」と語り、「英語の表記にするのは(コンビとして)最初の方からやってるから、だから(振り返る時に)ワケわかんないネタになっちゃう」と自虐した。
ネタのタイトルは、ライブのコント全てが出来上がった後、英語ができる設楽の兄に電話で相談して名付けるという。
ネタは舞台裏では、演じる自分たちにわかりやすいように英語のタイトルではなく、『Secretive Person』の場合は、「なんで言わねえんだよ」と呼んでいたと語った。
ちなみに、『Secretive Person』の着想は、ライブでバナナマン周辺がみんな忙しい中、終わったら観に行こうと決めて盛り上がっている映画を、日村が「俺、それ観たよ」と言い出し、「なんで言わないの?いつ?忙しいのに」となったことからだという。
ライブの時間が5時間に!?
バナナマンのネタは、設楽が天然キャラで、日村が怒る、という役割が多いが、設楽が最初からどちらが演じるか宛書きでコントを書くのだが、練習の途中で、役を入れ替えてどちらが効果的かを確かめることも多々あるという。
また、『人間番号』(1999)というコントライブでは、本番2~3日前に、やる予定の全ての演目の時間を計ったら、5時間弱になったため、半分以上削ったという。
このライブでは、全てのコントが実は繋がっているという仕掛けため、辻褄合わせのためにリンクする部分を多くさせたため、長くなってしまったという。
また、この時に『Secretive Person』の原型があり、ネタ時間が長かったため、カットされ、後に復活したという。
設楽の変わり目『恋人岬』
『恋人岬』というネタでは、日村が泣いてるシーンで設楽が登場し、「何食べてんすか?」と訊くシーンは観客にすごくウケるため、そこを「ミサイル」と呼んでいた。
オークラ曰く、この辺りからネタがそれまでのブラックさからハートウォーミングになり、一同は設楽の荒んでいた考え方が消えたと分析した。
バナナマンの初仕事
バナナマンの初仕事は、1994年10月から3か月間だけ放送された日本テレビ系の番組『出てこい!!ムーチャス』の前説。この時、設楽は前説初体験だったが、芸歴で2年先輩の日村が既に前説の経験があり、自信たっぷりに設楽を引っ張ったが、いざ客前に出ると、日村の口から何も言葉が出なかったという。
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