モーリー・ロバートソンが語るアメリカで暮らす少年がすべきこと
- サエグササエル
- 2022年12月9日
- 読了時間: 2分
モーリー・ロバートソンが、2021年6月2日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』にゲスト出演。日本とアメリカのティーンエイジャーの社会の違いについて語った。
モーリーはハーフが珍しい時代の昭和50年頃に日本の小学校に通っていた。
司会の黒柳徹子から当時いじめはあったかと訊かれたが、昭和50年前後当時はみんなわんぱくで、『いじめ』という言葉よりも、「やられたらやり返せ」という粗暴な時代の感があったと語る。
もちろん『いじめ』は多少あったが、「そういうことをやっているのは男らしくない」という風潮がまだあったという。
アメリカの子供たちが学ぶ社会の洗礼
その後、モーリーは中学2年生の途中でアメリカに転校。“相手の話を聞いて相手の顔を立てる”という日本式のやり方はアメリカではNGで、攻撃されても笑顔で取りなすようなマネをすると拳が飛んできてしまうという。
むしろ攻撃し返す事を見せて「弱いということを見せてはいけない社会」であり、「日本と真逆で、調和が道徳ではないんです」と語った。
また、アメリカ生活で困ったこととしては、13~14歳で「女の子に声をかけないといけないんです」。クラスメートはみんな付き合っているので、社交性がないと孤立してしまうという文化を語り、最初は失敗して、ものすごくショックを受けたが、2年かけて訓練し、「営業のように」女性に声をかけられるようになったという。
ところが高校1年生の時に日本の男子校に転校。アメリカの調子で女性に声をかけ、同級生のグループの中に女性を連れてきたため、同級生が女性のことばかり考えるようになってしまって風紀が乱れ、またモーリー自身もクラブやディスコに通ったりしたため、教師陣も頭を悩ませ、その結果、自主退学を求められてしまったと振り返った。
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