ラスアイ鈴木遥夏、初めての挫折と再起を語る
- サエグササエル
- 2023年4月1日
- 読了時間: 4分
ラストアイドルの鈴木遥夏が、2021年12月3日放送のテレビ朝日『ラストアイドル ラスアイ、よろしく』で、単独インタビューに応じ、挫折を味わった活動時期について語った。
今回の『ラスアイよろしく』は、前回までの『Break a leg!』のヒット祈願の滝行後に開催された【ご褒美BBQ】の模様を放送。
ここからは鈴木遥夏も合流となったが、滝行に参加せず、ご褒美BBQのみ参加することにスタジオでモニタリングする霜降り明星から違和感が発生。だが現役高校3年生の鈴木によると、「どうしてもここで単位を取らなきゃ卒業できない」という状況で、授業に出席しなければならなかったと説明。だが他のメンバーが滝行を行っている事はまったく知らなかったそうだが、その直後「バッチリ体育祭…」と授業は体育祭だったことを突然口走った。
どうやら足りなかったのは、体育の単位だそうで、体育祭に参加することで単位の修得が可能だったため、他のメンバーが滝行をしているとも知らず、「玉入れとか…」と体育祭を楽しんでいた事を申し訳なさそうに語り、米田みいな達に「大事だよね」とフォローされた。
すずぱるの挫折
番組ではご褒美BBQ会場でのインタビューの模様を放送。
鈴木は6歳の頃に、父がたまたま買ってきたAKB48のCD『涙サプライズ』を聴いてからAKB48にどんどんハマり、毎日母の前で踊って見せていた。
そして14歳の時、父がラストアイドルの募集要項を見つけて持ってきたが、締め切り10分前だった。だが逆に運命を感じ、応募しようと記入し始め、締切ギリギリ1分前に送信したという。
1stシーズンのパフォーマンスバトルの対戦相手オーディションを受けた後、自身では手ごたえをつかめずにいたが、その後家族で車に乗っている時に非通知の着信が鳴り、「5日後にテレビ収録に来てください」と連絡され、入れ替えバトルに参戦。見事勝利し、『ラストアイドル』(後の『LaLuce(ラルーチェ)』)としてデビューを果たした。
7thシングル『青春トレイン』(19.09.11)では、振付のakane先生からA評価をもらい、歌唱メンバーにも選ばれ、「ダンスを武器にして頑張れるようになろう」と決めた。
●2019年12月9日 鈴木遥夏インタビュー
しかし、8thシングル『愛を知る』(20.04.15)の選抜オーディションでは、まさかの落選。その時鈴木は「(8thに)受からなかった子がLaLuceとして活動してきた事が、全てが申し訳なくて、今すぐ消えたいって感じでした」と当時の心境を語った。
また、電話インタビューに答えた鈴木の母はその時の鈴木遥夏の様子を語る。選抜発表が終わっているはずの時間に遥夏から連絡が無くて心配になり、それでもいつも通りに駅に迎えに行くと様子がおかしかった。
その時の鈴木遥夏は「車に乗る瞬間からずっと泣いてた」そうで、家に帰って来てからも「何日も塞ぎ込んで、ろくに家で話もしなかったですし、食事もほぼ摂れず、本当に落ち込んで、見てて辛くなりましたね」と語った。
鈴木遥夏にとって、今まで順風満帆だった分、「一番大きい挫折」だったという。誰にも家族にも会いたくなく、部屋のベッドで毛布にくるまり、感情も無いのにずっと涙が出て、自分でも怖いくらいだったと振り返った。
そんな中、母親が気分転換にと房総に旅行に連れて行ってもらい、それで初めて8thオーディションの事を忘れられ、笑顔を取り戻し、家族とも話せるようになり、上手く立ち直れたと明かした。
その時の温泉で母から「ハル、もう絶対に見返してやろうね」と言われ、また頑張ろうと決めたという。
その後、SNSに『#今日のすずぱる』という動画を毎日上げ、存在を示すように。また、全ポジションのダンスを覚えて、いつでも代役で動けるようにしていた。
●今日のすずぱる初投稿
そして11thシングル『Break a leg!』では選抜メンバーとして、最終的に裏センターの立ち位置8番に返り咲いた。
今回のインタビューで、実は、一度ラスアイから離れようと考えていた時期もあると明かした鈴木。だが「もしここで離れてしまったら、一生後悔する」と思い直し、活動を続ける事に決めたと語った。
今年の逆MVP
12月10日放送の『ラスアイよろしく』Abemaビデオ限定版では、霜降り明星せいやに、滝行に参加せず体育祭に参加していた事により、2021年の逆MVPに指名。罰として変顔を披露した。
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