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  • 執筆者の写真サエグササエル

ロバート秋山、はねるのトびら時代と体モノマネ誕生秘話!

ロバート秋山竜次が、2022年6月15日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』にゲスト出演。体モノマネの誕生秘話を語った。





パーソナリティーの佐久間との接点は『ゴッドタン』の『マジ歌選手権』。

『マジ歌選手権』への出演は、オークラ氏の推薦。『はねるのトびら』がゴールデンに昇格してゲーム番組になり、コントが無くなって秋山のクリエイティブさが活かせず、沸々としていたのを『ゴッドタン』の会議で佐久間に提案したという。


呼ばれた秋山は、『ゴッドタン』に出られて、芸人として箔が付いたと自慢したい気持ちになり、実際、バナナマンなどの一流の芸人たちに混ざって唄うのは、かなり気持ち良かったと告白。

そしてこれまで披露してきたマジ歌は、ちゃんと持ちネタとして換算。

沖縄の国際通りを唄った『琉球の花』は「実際に国際通りで流しませんか?」とオファーが来たと明かし、佐久間を驚かせた。


他のレギュラーへの思い





以前の放送のインパルス・板倉俊之ゲスト回で、東京NSC時代は現ロバートの秋山と馬場裕之とトリオを組んでいたが、講師とのいざこざから、ボケをやるために脱退してインパルスを結成した事が明らかに。その後は板倉サイドから、ライバルとなったロバートの活躍が語られたが、その時の事を秋山に語ってもらう事に。


あの時、板倉が抜けた事で構成力を失ったロバート。

しかし、『はねるのトびら』の前身となる『新しい波8』のオーディションでは、秋山の元々の実力と、「やりたい事だけを詰め込んだ」、お笑いの常識をぶっ壊したスタイルがドハマりし、すぐに受かった。


『はねるのトびら』初回(01.04.09)はレギュラー各組に段ボールが送られて来て、開けると中に入った起動中のカメラを回しながら、「フジテレビに来てください」という手紙を頼りにフジテレビに向かうという演出だった。


秋山は他のレギュラーについて何も聞いておらず、現場で初めてメンバーを知り、その中に板倉が居て、めちゃくちゃ嬉しかったと語った。元々板倉が『新しい波8』に後から出られたことで、喜びからお互いに連絡を取り合うようになり、さらにレギュラーで一緒になれた事でさらに嬉しかった。

一方、人力舎所属のドランクドラゴンと北陽の事は先輩として観ていたので、横一列になるのが不思議な感覚だったという。


TVコントの思い出





最初に手応えを感じたコントは『バカボンド』。

始まった当初はまだ半分素人の感じが抜けていなかったので、既にプロとして振舞っているドランクドラゴン塚地と見比べて、かなり不安だった。

また、レギュラーに決まった事で、『新しい波8』に出ていた多くの先輩たちに軽く睨まれている感じもあったという。


人気のきっかけとなった、マルチ商法の勧誘を題材にしたコント『グローバルTPS』は、秋山の発想。

ルミネTHEよしもとの出番の合間にネタ作りに入った純喫茶で、周りを見回したら、全員そんな感じの3人組だったという。

そして彼らの言う事をノートに丸写しして草案を作ったそうで、「それのほぼ会社名を変えただけのコント」と説明した。

そのノートを作家に見せ、「これまるまるコントにしてください!」と説明して、あのコントになったと語った。

後日、喫茶店に入った時に、スーツの男性に「秋山さん」と肩を叩かれ、モチーフの人だったので怒られるかと思ったら、名刺を渡され、「才能ありますよ」とスカウトされたと明かした。


ちなみに、ルノアールが仕事しやすいのでよく行く。


『はねるのトびら』は深夜でレギュラー放送(01.04~02.03)していたが、1度打ち切り。不定期で放送(02.04~09)する形になる中、起死回生的にお台場でイベントを行なったら、予想以上にファンが集まってくれた。それで上層部に人気が伝わって、復活につながったと佐久間は番組放送作家のオークラや大井洋一から聞いた。

秋山は当時打ち切りとなり、「また次いつなるかわかりません」と言われ、「もう次は無いな」と感じていたという。

それが様々な枠(月曜深夜→5週に1回→月曜深夜→火曜23時)を移動し、ゴールデンに昇格した。


体モノマネ誕生秘話





梅宮辰夫の体モノマネを初披露したのは『はねるのトびら』の最終回(12.09.26)。

厳密にはKOC優勝後に出演した関西の番組で千鳥、野性爆弾、トータルテンボスらと一発芸対決をする事になった。その番組のスタッフから「何か用意するものあります?」と聞かれ、秋山は回想。

ちょっと前に芸人仲間から「お前、体が大御所っぽいな」と言われていた。そして先輩のニブンノゴ!のリーダー宮地から、「顎モノマネとかあるじゃん。秋山、体モノマネとか行けんじゃね?」とヒントを頂いていたという。


そして秋山は電話で梅宮辰夫の面を発注。サイズはスタッフに任せて、リハーサルや確認無しで本番。

上半身裸で、音楽無しでゆっくりとお面を顔に当てたら、奇跡の一致を果たして大爆笑が起こり、共演の今田耕司から「もっと増やせ」とすぐ認められた。

そして最終回で「ちょっとやってやろうかな」という思いと、演出の近藤真広氏から「好きなのやってください」と合致して、披露したという。

そこから長州力、高橋英樹、葉加瀬太郎などと増えている。





ゴールデンタイムでゲーム番組と化してからは、前述のようにコントは無しに。その頃に出演したオードリー・若林正恭は、収録中、秋山や板倉が「コントやりてえな~」とボソボソ言っているのを聞こえていたと告白。

それについて秋山は、当時「コントやりてえな~」というのを絶妙に聞こえるか聞こえないかの遊びをしていたと振り返る。笑ってくれるメイクさんや衣裳さんの前でギリギリのところでやっていたという。

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