付き人だった芸人の仕事の9割は〇〇!
- サエグササエル
- 2022年12月14日
- 読了時間: 3分
2021年8月12日放送のBS朝日『お笑い演芸館VS.』は付き人だった芸人を特集。紹介者として、浅田美代子、佐藤浩市、三國連太郎の付き人経験がある井川修司と、タモリの付き人を経験した岩井ジョニ男のイワイガワが登場し、椎名桔平の付き人を務めたアキラ100%、くりぃむしちゅーの運転手をそれぞれ務めたエイトブリッジがネタで対決した。
大御所俳優・三國連太郎の素顔!
付き人の仕事の9割は“運転手”と解説する井川。元々、芸能界に興味があった井川に、知り合った芸能事務所のマネージャーが浅田美代子の付き人を探しており、「お笑い興味あるんでしょ?さんまさんのテレビ(『さんまのスーパーからくりTV』)も近くで観られるよ」と口説かれ、からくりTVの収録の日に楽屋で面接を受け、採用されたという。
浅田の後、井川は三國連太郎の運転手も務めたが、三國は後部座席には座らず、助手席に座る事にこだわり、ドア上部のハンドグリップを力強くつかんで乗っていたのがプレッシャーだったという。
しかも、三國は付き人に対しても、「僕はここで良いです」と敬語だったと語った。
タモリは〇〇たがり
一方、タモリの付き人を経験したジョニ男は、タモリの道の詳しさに舌を巻いた。うっかり道を間違えたりすると、「今どこ走ってんだ?」とすぐ気づかれ、お詫びして道を訊くと、「ここはな…」と笑顔ですぐ道を指示するという、教えたがりな一面が明らかにされた。
優しすぎる椎名桔平
椎名桔平の付き人を担当したアキラ100%は失敗ばかり。コーヒー好きの椎名からコーヒーを頼まれたが、ドリップ式で時間がかかるため、急かされてあたふたしていると、うっかり砂糖をカップにこぼし、時間が無いので仕方なく渡して別の部屋に引っ込むと、壁の向こうから「甘ーいっ!」という叫び声が。あとで「どんだけ砂糖入れたんだ?」とやさしく注意されたという。
また、アキラは運転が苦手で、慣れないワゴン車の扱いに苦労。後部座席で台本を読みたいはずの椎名は急発進急ブレーキの運転のアキラに、助手席に移って運転を指導してくれて、それでも上達しないので椎名自ら運転を替わり、アキラは助手席に座ることになったという(椎名も付き人を経験しているので、運転には慣れていた)。
しかし、そんな不甲斐ない自分に耐え切れず、アキラは逃げ出すように消えたと振り返った。
くりぃむ有田が別府を怒らないワケ
続いてエイトブリッジが登場。篠栗は現在も上田晋也の運転手を担当。テレビ局の駐車場で上田の車の運転席に待機しているところを塙などタレントによく見かけられるという。
一方、別府は有田哲平の運転手を担当していたが、地元大分でもそんなに車を運転しなかったのに、いきなり東京で運転。付き人3日目に車をぶつけ、その直後にまたぶつけたこともあると明かした。
そんな時、有田は怒らないが、社用車なのでマネージャーや事務所にはかなり怒られたという。
ネタリスト
アキラ100% 演芸『ジャグリング・コロコロ・皿回し』
エイトブリッジ 漫才『MCをやりたい』
イワイガワ コント『レストラン』
※ ネタタイトルは筆者が便宜上付けたものであり、正式名称ではありません。
優勝者発表
塙は朝丘雪路の付き人を経験したコントD51師匠の名を挙げた。そして本当の優勝はアキラ100%に決定!R-1以来の受賞で2冠となった。
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