伊東四朗、美空ひばりに叱られた過去
- サエグササエル
- 2023年2月10日
- 読了時間: 2分
伊東四朗(83)が2021年6月3日放送のNHK総合『所さん!大変ですよ』に出演。電線音頭に美空ひばりからクレームが入ったことを明かした。
『電線音頭』は、1976~78年に放送されたバラエティ番組、NET系(現在のテレビ朝日)『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』内に登場するキャラクター、デンセンマンのテーマソング。当時の子供たちの間で人気を博した。
若い女性アナウンサーから『電線音頭』の話題が振られると、「あれはね、全国のPTAからも教育委員からも、俗悪番組で、早く終わらせようという運動があった」と当時の内情を明かす。
伊東自身もある時、歌番組の司会をしていた時に、その番組に出演していた美空ひばりから、「四朗ちゃん、やめてくれる?アレ。ウチの息子がこたつ板破っちゃったのよ」と言われた思い出を語った。
『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』 では、電線音頭を唄うコーナーは茶の間のセットで行い、デンセンマンはこたつをお立ち台代わりに乗って、踊っていた。
大人気ドラマ『おしん』秘話
『おしん』は、1983年(昭和58年)4月4日から1984年(昭和59年)3月31日まで放送されていたNHK朝の連続テレビ小説第31作。平均視聴率は52.6%、最高視聴率62.9%(1983年11月12日放送 第186回)を記録した。
2021年4月に亡くなった『おしん』の脚本家橋田壽賀子氏の話題になると伊東は、当時『おしん』の高視聴率を祝したちょっとしたパーティーが行われた際、橋田氏から「ねえ伊東さん、今度(伊東の役)死ぬことになるんだけど、どうやって死ぬ?」と訊かれ、「私ね、いろんな死に方考えたんだけど、どうやっても死にそうにないのよね。何がいいかな~死ぬのは」と悩んでいて、周りのスタッフはクスクス笑っていたという。
『おしん』は海外でも放送され、特にイスラム圏で人気が高く、エジプトで停電で『おしん』が放送されず、暴動が起きたという事例を紹介すると、伊東は、「あのドラマは観ている人がのめり込んでいる人が多くて…」と語り出し、ある時、家の前で女房とある男が何か揉めていて、終わって去っていったので女房に事情を訊いてみると、
「ここがおしんの父親の家か?いい加減にいじめるのをやめろと言っておけ!バカ者が!」と捨て台詞を吐いて去っていったという。
ちなみに、以前、主人公おしんの母親役を演じた泉ピン子は別の番組で、NHKや自分の事務所に全国各地から米やら食べ物やら、現金まで送られてきたという事情を語っている。
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