佐久間宣行、仕事の受け方、テレビでの売れ方を語る!!
- サエグササエル
- 2023年3月2日
- 読了時間: 5分
テレビプロデューサー・佐久間宣行が、2022年1月25日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に出演。当初は14時台のコーナー、『ゲストショー』のゲストの予定だったが、ナイツの塙宣之がコロナ陽性判定、土屋が濃厚接触者として自宅待機となり、急遽ピンチヒッターとして、13時から15時30分まで、相席スタート・山﨑ケイと共にMCを担当した。
本業のテレビプロデューサー・演出から、ニッポン放送でレギュラーラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』のパーソナリティーをやったり、雑誌の取材を受けたりと、八面六臂の活躍を見せる佐久間。
最近では、『佐久間宣行ANN0』の派生ではあるが、東京国際フォーラムのホールAでイベントを行なったり、自身がプロデューサーとして名を連ねたテレビ東京のドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』に出演したり、そして有識者としてのテレビ出演、日本テレビ『スッキリ』ではドラマについて語る金曜日のレギュラーコメンテーターとして出演したり、また、自身の名前を冠したYouTubeを立ち上げ、サンヨー食品の乃木坂46と東京03出演作品『しゃべる奴らはハラが減る』にゲスト出演。そこからニッポン放送でサンヨー食品スポンサーの『クセになっちゃうラジオ』(22.01.16)のパーソナリティーを担当。そして今回の『ナイツ ザ・ラジオショー』でピンチヒッターとしてパーソナリティーを承諾。さらに2月1日放送予定の日本テレビ『踊る!さんま御殿』にも出演しているという。
『踊る!さんま御殿』は『スッキリ』に出演しているという事で、『スッキリ』のプロデューサー経由でオファーを受けたそうで、オファーがある事にさすがにびっくりしたという。
既に収録済みで、テレビ東京出身の佐久間にとって、これが明石家さんまとの初対面であり、「恥ずかしい話だけど、本当はディレクター(として)で会いたかった!」と告白。だが、「もう無理だなと思って、会える機会があるんなら会おうと思ってさんま御殿行ったんだけど…」とオファーを受けた理由を語った。
そしてスタジオには芸人枠でインディアンスとジャングルポケット斎藤慎二が出演していたそうだが、「俺の番組の時と、全然目のギラつきが違った。ナメやがってと思ったよ。俺の番組でそんな顔したことねえじゃねえかっていうジャンポケ斎藤の“どんな球でも逃さない”って顔。あれがさんま御殿に出る時の芸人さんの顔なんだなって」と自身の番組で会う時とは違う知り合いの芸人の別の表情に愕然としたと語った。
仕事の受け方
この多方面での活躍に、山﨑から「どこまでやるのか?」と訊かれた佐久間。
だが「基本的には、けっこうお断りしてますよ」と回答。その理由について、「作る方優先で、スケジュールが空いている時に受けてるから。あと知り合いのスタッフだけ。連絡先明かしてないから。マネージャーもいないし、ホームページも無いから。本当に細~い仕事のツテでしか仕事受けてないから」と語った。
そして、「それか、時々飛び込んでくるインスタのDM(ダイレクトメッセージ)ね(笑)。マジ、インスタのDMで中学生から、なんかよくわかんないけど、“学祭来てくださいよ”みたいのたまに来るんだけど。それぐらいしかやってないですよ」と意外な依頼手段も明らかに。
しかしこういった依頼でも、時間さえ合って、面白ければ、基本受けるという姿勢だと明かした。
テレビで売れる方法は
今回の特別企画として、「佐久間さん、いろいろ教えてください!」を開催。相席スタートの2人が、現役テレビマンである佐久間に今後の活躍のための質問を行った。
山崎からは、相方・山添がさらにテレビで活躍できるようステップアップするにはどうしたらいいのかと質問。
これについて佐久間は、「もう道は3つぐらいしかなくて、1個は内村(光良)さんにハマる。もう1個はジャニーズにハマる。もう1個は日テレにハマる。この3つのうちのどれか!お茶の間タレントになっていくんだったらその3つしかない!」と断言した。
具体例として、「千鳥は『笑神様(は突然に)』(内村光良MC)、(博多)大吉さんと川島(明)さんは『トーキョーライブ』って番組でジャニーズのアシスタント、って言うか“ジャニーズ大回し(MC的役割)”、要はファンも多いし、クリーンな仕事もできる、っていうお墨付きをもらう。それか、フワちゃん的な、日テレ大番組の番組集合の中でブレイクして、日テレのプロデューサー全員に顔を覚えてもらう」という方法論を説明した。
さらに「もちろんダウンタウンさんもあるけど、吉本(興業)の芸人さんは、他事務所のMCとハマると仕事の幅が広がるのは間違いない!」とダメ押ししたが、「身もフタもない本当の事言った、今」とやや反省した。
“ジャニーズ大回し”については、「ジャニーズさんって言うより、アイドルの人達をしっかり回せるって見せると、他の仕事も任せられるかなって」と実力を認められやすいと補足した。
しかし最後に、「それがいいか悪いかはわからないよ。別に深夜で売れるのは、それはそれで尊いから」とそれぞれの道があることも尊重した。
続いて山添から、コンビ間でファン層が違うのはいい事かという質問。
山﨑のファンは女性的な恋愛系などを好み、山添のファンは男臭い笑いを求めているという。
これについて佐久間は、「2人の仲が良いから、だったらキャラを強めても大丈夫」と回答。
2人の仲がイマイチだとファンは離れていくが、2人の仲が良ければ、多少キャラが変わってもファンは離れず、むしろ揃った時にスペシャル感が発生すると力説した。
実は相席スタートの2人、ピンの仕事が増える事にコンビとして不安を感じていた。
加えて佐久間は、コンビとしては2人ともひな壇に座っているより、片方がMC役を務めている方がそれぞれの役割がハッキリして使いやすいと山添にMC仕事を増やすようアドバイス。
ただ山添はコンビを組んだ時は正統派ツッコミ、それがただの相槌になり、サイコパス、悪態つきと様々なキャラに変わり、仕事によって使い分けている、キャラが定まらない状態に。
それを聞いて佐久間は有能さを感じ、いつかハマると応援した。
「あとはこれ、卑怯なやり方だけど、正しいのは」と付け加えたのが、「実力ある奴と仲良くして、一緒に売れる」というアドバイス。今現在、上り調子の人間と仲良くしていると、起用されやすいという。
また、コンビ仲が良い方が良いというアドバイスも。特に15年仕事をしてきたおぎやはぎやバナナマンの仲の良さを見てしまうと、その方がコンビネーションの凄さが発揮されると語った。
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