元ちとせ、デビュー後の珍トラブル!
- サエグササエル
- 2022年11月5日
- 読了時間: 2分
元ちとせが、2022年7月9日放送のニッポン放送『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』にゲスト出演。デビュー時の事を振り返り、語った。
デビュー20周年。独特な声の使い方は、「日本民謡の中で唯一裏声を使う民謡の歌唱法が奄美だけ」という奄美大島の民謡を唄っていた事に由来する。
元々は民謡歌手で、デビュー当時は、世間は奄美大島の場所も名字「元」の読み方も知らなかった。
「元(はじめ)」と読めないので、みんな「元(もと)」と読んだりして、「今は何なの?」と言われたり、お会いしたこともないモト冬樹の隠し子という謎の噂まで出たという。
元は民謡をやっていて、高校3年生の時に最年少で大会最優秀賞を受賞。これをきっかけにテレビ取材を受けたため、それを知ったレコード会社から声が掛かった。
しかしその時、元は尼崎で美容師の仕事に就いていた。だが美容師の仕事が肌に合わず、体調を崩してお店にも出られなくなって、そんな時に部屋で名刺を見つけ、レコード会社からの話を思い出し、その時は本当にこの人がいるのかどうか確認するぐらいの気持ちで電話を掛けてみたという。すると、その本人が電話を取り、それで確認は済んでしまったので電話の理由を考える内、「音楽やりたいです」と口をついて出てしまい、でも「遅い」と言われると思っていたら、「今すぐ来て」と誘われたと振り返った。
奄美の小さな集落で育った元にとって、東京のレコード会社の誘いは詐欺にしか見えず、来た人も怪しい見た目だったという。
『ワダツミの木』MV撮影秘話
2002年、『ワダツミの木』でメジャーデビュー。
MVでは足を水に漬けながら撮影。初めてのMV撮影で、12月末の夜に水に足を入れ、奄美大島出身の元は「あんな冷たい水を初めて感じて…唄いました」と振り返った。
MVで後ろを歩いている人たちも、デビューしたてでエキストラを用意できないので、全員事務所のスタッフだと明かした。
現在は奄美大島に住む
今も奄美大島在住で、デビュー当時は東京で暮らしていたが、戻ってもう10数年経つという。
子育てや何かを決めて島に帰るとしていたわけではなく、なんとなく島に帰ると思い、気が付いたら戻っていたそうで、実際、東京のスタッフも家族みたいなものなので、東京でも居心地は良いという。
また、詳しくはないが落語が好きで、ニッポン放送で金曜日の『あなたとハッピー』を担当する春風亭一之輔師匠が好きだという。
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