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  • 執筆者の写真サエグササエル

内村光良、『ウリナリ!!』の凄さ語る

ウッチャンナンチャンの内村光良が、2021年9月4日放送のニッポン放送『サタデーミュージックバトル 天野ひろゆき ルート930』にゲスト出演。下積み時代の苦労やキャイ~ンとの出会い、平成の大人気番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』、近年の座長公演舞台『内村文化祭』について語った。



天野の所属するキャイ~ンが『あちこちオードリー』(8月18日・テレビ東京)に出演した回を観た感想や、放送された『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(8月28・29日・フジテレビ)に生出演し、盟友のダウンタウン・松本人志と共演を果たした感想を語った内村。


その後、自身の下積みや若手時代の苦労経験を訊かれると、日本テレビで放送された勝ち抜き形式お笑いオーディション番組『お笑いスター誕生!!』(80.04~86.09)でウッチャンナンチャンは「最後のチャンピオン」になったと回想。

「で、ワーッと喜んでたら、番組終わっちゃったんですよ(笑)」と、そのまま「スターになれなかった」ため、「コツコツネタ作りながら営業が多かったですね。マセキ芸能(社)はやっぱり興行の事務所ですから。営業強かったよ(笑)」と、東武や西武など、都内のほとんどのデパートの屋上や赤坂のキャバレーでネタを行い、なかなかテレビに出られなかったという。

また、コント赤信号の渡辺正行主催の『ラ・ママ新人コントライブ』にもよく出演し、当時4人組のダチョウ俱楽部とよく一緒になり、ダチョウ俱楽部とは「だいたい同期」だという。


そして、フジテレビで放送されていた、これから出てくる注目の若手に内容を任せた30分番組『冗談画報』(85.10~88.03)のディレクターに、「出させてください!」とラ・ママでネタを見てもらい、出演が決まったのが大きく、内村はその頃を「一番才能あった時!」と語った。

 『冗談画報』には関根勤・小堺一機らカンコンキンシアターのメンバー(ルー大柴、ラッキィ池田)も出演。

他にも「ジャドーズ(JADOES)はおしゃれだった」と、ウンナンと共に当時の『ショートコント』というネタ形式を形成していったグループや、また、三宅裕司主宰の劇団『スーパーエキセントリックシアター』の人気の若手だった岸谷五朗、寺脇康文、山田幸伸のSET隊の名前を挙げ、「もしかしたら俺、SET隊になってたかも。SET受けてたら。俺一度受けようとか思ってた時期もある」と明かした。


内村シンクロマジギレ事件



番組では『ウリナリ!』の「男子シンクロナイズドスイミング事件」についても言及。

この事件は、夜のプールで、バック宙を決める技の練習中、内村がキャイ~ン・ウド鈴木の背中から肩に乗るのだが、ウドの背中が丸まり、「アイツの肩は油塗ってんのかなってくらい」ツルツルしたため、「1回も乗れなくって、アッタマ来て」と、温厚な内村がウドに「お前の背中乗りにくい!」とマジギレしたという内容。

その時、憤りのあまりプールの水面を叩くと、その音でプールが静まり返り、帰ろうとしていた天野や相方の南原すらも練習に戻ったそうで、そのあまりに異例の出来事を振り返った内村は「あれは大人げなかったね。ちょっと追い込まれてたな」と反省した。


内村と天野の出会いは、日本テレビの番組『ウンナン世界征服宣言』(92.10~95.03)。

大学受験企画で面接の練習をするという回に、テレビ東京『名門パープリン大学日本校』(93.10~93.12)に、「記憶力が凄い」ということで出ていたキャイ~ンのウド鈴木を観た南原と日本テレビの土屋敏男氏の目に留まり、コンビで番組に呼ばれたという。

当時のウドを内村は「めちゃくちゃ面白くて、あん時がウドのピークだったと思う。最高に面白かったアイツは。あれから落ちる一方。才能に一番溢れてた時だったな、アイツの!」と評価。

一方、天野の第一印象について訊かれると、「あんまり無い」と回答。「あん時ね、ウドが圧倒的に人気があったんですよ」と説明し、そして「『ウリナリ!!』の中から、だんだん天野の面白い部分が上がってきて」と語り出すと、天野は自分の面白さに気付いた「芸能人社交ダンス部」企画を回想。

天野は社交ダンス部の副部長だったが、全然試験に合格できなかった。

その為練習を重ねる天野の腕の短さに内村は爆笑。天野はその時内村に言われた「お前のダンスってのは、フライパンの上で踊るウインナーみたいだな」という言葉を今でも記憶しており、「あのあたりからお前が開花していったんだよ」と内村に言われ、「やっぱりね、俺って見た目だな、と思いました」と語った。

そしてそこから部長の南原を回し始めるようになった。また南原が感動しやすいため、天野がようやく合格した時も天野より先に南原が泣いており、天野も内村も驚いたという。

内村は他に、『歌唱王』の司会を務めていた時も、南原の歌に感動する速さにびっくりしたという。


一方、内村が泣きそうになってヤバいと思ったのは、『ウリナリ』のユニット『ポケットビスケッツ』で、ウドがボーカルを務めた『GREEN MAN』(97.06.18)がオリコン3位になった時で、「あん時初めてバラエティーのロケでめっちゃ我慢したの、泣くの」と振り返った。


また当時の『ウリナリ!!』、天野は『ウリナリ!』が楽しすぎて「いつか卒業しなきゃいけない、このままじゃダメになる、こんなに良くしてもらって」とウドに言ったという。

だがウドから「なんで?すごい楽しいじゃん!」と返されたため、「だから(卒業するの)やめました(笑)。甘い汁を吸っていこうと…」と語り、内村も「毎週飲みに行ってたもんな」と当時の楽しさを振り返った。

当時はお金もあったため、毎週高級焼肉店や寿司店『たきずし』で食べて飲んで盛り上がったという。


天野は、憧れであるシンガーソングライター・尾崎豊がお笑い好きで、ウンナンの舞台『シャララ』を観に来た事があると知って、初めて南原に一目置くようになったと語った。

内村は天野とカラオケに行くと、毎回勝手に尾崎豊の曲を10曲連続で入れ、「お・ざ・き!」とコールして天野に唄わせたそうで、そのため天野は仕事で声を枯らしたことは無いが、カラオケでよく声を枯らしていたという。

内村は「8曲目あたりからおもしろくなってくるの。もう疲れ切って…、いやもう本当上手いから!」と天野の歌唱力を称賛した。


『内村文化祭』



毎年恒例となりつつある『内村文化祭』だが、きっかけはふと開いたキャンパスノートの切れ端に、「ツタンカーメン、チキンラーメン」と書いてあり、「たぶん俺、酔って書いたんだろうな」と思い、一回閉じたが、だんだん愛おしくなり「これを世に残しておこう」と思ったのと、「欅(坂46)を踊りたい」という2つの理由から始まったと明かした。


天野も2009年の舞台『エルダーソルジャーズ』で内村、さまぁ~ず・大竹とPerfumeの『ポリリズム』を踊り、内村のアイドルダンス熱について訊ねると、「キレッキレのヤツ観ると、踊りたくなってくるんだよ、俺も踊りたい」と意気込みを露わに。


一方、「ツタンカーメン…」の方は、「あんまりウケなかったです。時期が遅すぎたような気がします。あたしはそんな気がしますね」と語った。


今回の『内村文化祭’21 満面』では、長女がBTSの大ファンという事でBTS『Dynamite』を『アンモナイト』にしてメロディーも替えて挑戦する。


また、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』に出演した松本妃代とお芝居も。

女優を選ぶ基準については、「『スカッとジャパン』に出てる人(笑)、『(THE)突破ファイル』に出てる人(笑)、あと朝ドラをよく観るから。あと『LIFE』に出てくれる方」と語り、今回は『おちょやん』が選んだ理由100%だという。


前回は観客を入れることが出来ず、配信のみで行った。

初日は「スタッフ笑い」は違うからと、スタッフを信じずに臨んだところ、ガチガチに緊張し、2日目からはスタッフ笑いだけを楽しみに行ったという。

今回は50%にして、安全対策を徹底した上で、客入れを行うという。

こんなに頑張る理由に内村は「仕事だからです」と答えた。


ポケビVSブラビ企画が生まれたのは



内村は最後にブラックビスケッツの『Timing』をリクエスト。

当時のポケットビスケッツ、ブラックビスケッツの人気は凄まじく、番組会議に参加していた内村は、企画の背景について「勢いだよね」と回想。

最初にできたボーカルユニット『Macky』から外されてしまった歌手志望の千秋を内村が「俺が第2のマモーミモーを作る!」とポケットビスケッツを作り出し、それが人気が出てきたため、今度は対抗馬、ヒール役を作ろうと、ちょうどプロレス界に『黒の軍団』というのが登場して、「ブラックがいいんじゃないか?」とブラックビスケッツが出来上がり、プロレスっぽくやるからと天野は角を付けて『天山(あまざん)』として登場することになったという。


また、ビビアン・スーの起用について、それ以前から千秋とビビアンの対決企画などを行っていて、それがよく盛り上がっていたため、ビビアンを軸に置き、ユニットを作ることに決めたという。


番組では途中電話が鳴り、出るとウドの声が聞こえてきたので、内村はすぐ切るよう指示。ウンナンとキャイ~ンの関係も深く、内村は、ウッチャンナンチャンとキャイ~ンで舞台をやりたいと口にしたが、その時はウド鈴木ではなく、ずんの飯尾和樹を希望した。



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