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  • 執筆者の写真サエグササエル

勝村政信が語るたけし・松方の大物エピソード

俳優・勝村政信が、2021年8月19日放送のTOKYOFM『TOKYO SPEAKEASY』に松尾貴史と出演。勝村が出演した日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で共演したビートたけし、松方弘樹ら大御所のエピソードを語った。



役者であるにもかかわらず『元テレ』になぜか出演のオファーがあった勝村は、当時の日本テレビ社屋に呼ばれ、番組プロデューサーから司会のビートたけしに挨拶をするよう促され、エレベーターの前で挨拶した。

ビートたけしは勝村の顔も目も見てはくれなかったが、「悪いようにはしないから」と言われ、勝村は「それでこの人は本当に信用できる」と感じたと語った。

勝村は2015年公開の北野武監督作品『龍三と七人の子分たち』に、主人公の息子役で出演している。


釣り好き、松方弘樹のスターの意地



また、ある番組で大御所俳優・松方弘樹とロシアのアムール川に幻の魚・イトウを釣りに行くロケへ帯同した勝村。その時にハバロフスクから釣り場所まで陸路で8時間と聞いた勝村は、マネージャーが辛いだけだと、代わりにロシア語が喋れる、親交のあったロック歌手・川村カオリを帯同させた。

釣り場である支流アルムー川では、現地ガイドからアムールトラが1匹、クマが数匹生息していると聞かされ、「出会ったら、諦めてくれ」と言われていた。一応、ライフルを持った護衛が付いていた。


そしてロケがスタートし、“闇の中でしか動かない”と言われる完全夜行性のイトウを誰も連れずにいる中、木の棒に糸を付けたような釣竿を使って、ついでに釣っていた川村が60センチサイズのイトウを釣り上げた。

結局、他の誰もが釣れず、番組としてどうするという話になったところ松方が、「まったく釣れないってのは、ちょっと俺納得できないから残っていく」と言い、勝村やスタッフが帰った後も残り、1メートル20センチサイズのイトウを釣り上げたという。


【参考】勝村政信、川村カオリとの思い出




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