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  • 執筆者の写真サエグササエル

原由子、レオン・ラッセルが自宅に来訪した夜を語る

サザンオールスターズの原由子が、2021年11月13・20日放送のTOKYOFM『桑田佳祐のやさしい夜遊び』で、レオン・ラッセルを始めとした、サザンと関わった海外アーティストについて語った。



原は高校時代、レオン・ラッセル(Leon Russell)のアルバム『カーニー』(1972)にハマり、中でも『タイト・ロープ』が大好きだった。

レオン・ラッセルはアメリカ南部発祥のサザンロックの中でも『スワンプ・ロック(SWAMP ROCK)』というさらに泥臭いカテゴリーの代表格で、エリック・クラプトンや桑田佳祐に影響を与えている。泥臭く、男っぽい歌い方も特徴である。


●スワンプ・ロックについての解説(タワーレコード)


約30年前の1991年、アメリカのアーティストが桑田佳祐作の曲を唄うという企画アルバム『All of Mid-Summer Blossoms』で桑田のソロ曲、『いつか何処かで I FEEL THE ECHO』をカバー。英訳詞はサザンや桑田のソロ曲にも協力している、ゴダイゴのトミー・スナイダー(TOMMY SNYDER)が担当した。



そのレオン・ラッセルが1993年に来日し、桑田はスタッフと会いに行き、お寿司屋で会食。だが原は当時は子育てが忙しかったためお留守番を選んだ。

その際、原が念の為、「レオンさんをウチに連れてきたりしないよね?」と訊ねたところ、桑田も「絶対それはねえよ(笑)」と否定して出かけていった。


そして夜遅く、原がもうパジャマになり、子供たちを寝かしつける段になっていると桑田から電話が掛かって来て、「あと10分でレオンさん連れて行くから」と連絡が入り、原は驚きながらも慌てて着替え、片付けを汗だくになって始めたものの、ふと気づくとレオンが玄関でブーツを脱いでいて、かなり驚いたという。


また、子供たちも出てきて、レオンの独特の風貌を見て「サンタさん?」と話しかけしまい、それにレオンが理解してサンタのフリをして応じていると、後からようやく桑田とスタッフらが入って来て、その後は自宅のスタジオでセッションが始まり、楽しく過ごしたと語った。


サザンが曲に込めた想い



20日放送では、桑田楽曲をカヴァーした海外アーティストをさらに紹介。

代表的と言えるのが、1989年にサントリー・ホワイトのCM企画でレイ・チャールズが『いとしのエリー』をカヴァーした『エリー・マイ・ラブ(Ellie My Love)』。

サザンオールスターズの11thシングル『ごめんねチャーリー』(80.11.21)は、敬愛するレイ・チャールズから拝借した。


レオンの『I FEEL THE ECHO』は、アメリカのアーティストが桑田佳祐作の曲を唄うという企画アルバム『All of Mid-Summer Blossoms』に収録され、アース・ウィンド・アンド・ファイアー (Earth, Wind & Fire) のフィリップ・ベイリーや、シカゴのビル・チャンプリンらも参加。


中でも嬉しかったのが、Little Feat(リトル・フィート)のメンバーがバックミュージシャンとして3曲参加してくれた事だった。

1stアルバム『熱い胸さわぎ』(78.08.25)に収録されている『いとしのフィート』は、サザンが大学時代にLittle Featにすごく憧れ、「一生懸命私たちなりにマネしようとしてがんばったオマージュ曲」として敬慕を込めて作ったと語った。


中でもキーボードのビル・ペインはThe Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)の『China Groove(チャイナ・グローブ)』でもカッコいいピアノを弾き、「泥臭くてカッコ良くて、サザン・ロックの代表的なキーボードプレイヤー」であり、原の憧れの人であると語った。


番組ではLittle Featが参加した内の1曲、『逢いたさ見たさ病める MY MIND』をドクター・ジョンがカヴァーした、『Can't Get This Woman Off My Mind』をかけた。



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