古舘伊知郎、後輩をイジメる育成法
- サエグササエル
- 2022年12月23日
- 読了時間: 2分
古舘伊知郎が2021年9月6日放送のTOKYOFM『Skyrocket Company』にゲスト出演。古巣・テレビ朝日の後輩、富川悠太と小川彩佳への想いを語った。
古舘は1977年にテレビ朝日入社。入社7年目の29歳の時にフリーになり、7年2カ月で局アナ生活に別れを告げた。
早すぎるフリー転向に「調子に乗ってました」と語るが、当時プロレス実況中継で人気を博し、吉本興業の東京支社長から引き抜きの誘いもあった。フリーになるきっかけの一つだったが、知り合いだった吉本所属の桂文珍や明石家さんまに「ギャラは1:9」と言われるなどして止められ、元々行く気はなかったと語った。
『報道ステーション』での後輩への想い
古舘は2004年4月から2016年3月まで、テレビ朝日系『報道ステーション』のメインキャスターを務めた。
卒業時、後任を務める事になったテレビ朝日の富川悠太アナに対しては、人柄を褒めあげるコメントを残してバトンを渡した。これは前身の『ニュースステーション』(85.10~04.03)が終了する時に、メインキャスターを務めた久米宏から良いバトンが渡らなかったという理由もあり、「渡す時には絶対に後輩を評価して、がんばってくれ!と心から応援しようと本気で思ってました」と語った。
●久米宏の言葉
古舘イズムの継承法
また、『報ステ』でパートナーを務め、ある意味“古舘イズム”を受け継いだと言われる小川彩佳に対しては、「小川の場合は大したもんですよね、向こうっ気の強さもね」とAbemaTVに異動となり、そこからフリーになってTBSに移った経歴をイジりながら、その継承法について、
「僕がもし彼女を、良い意味でイジメた、良い意味で鍛えたんだったら、僕も一助になったかなと思うのは…」と、真面目な小川が記者やディレクターが書いたリード(原稿)をそのまま読もうとするのを、CM明け40秒前に確認するふりをして小川の原稿を取ってバツを付け、「自分の言葉で言って!」と差し戻し、小川が「ため息ついて」と思える程、小川自身の言葉で喋らせたという。
古舘は自身も教わった事だが、「追い込まないとダメなんですよ。意地悪かもしれないけどそれくらいやんないと、人間って思いっきり自分の言葉で喋ろうって踏ん切りつかないんですよね」と、アナウンサーからキャスターへと成長するための要素だったと語った。
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