吉田拓郎、一緒に逃げ回った堂本剛の成長に感動!
- サエグササエル
- 2022年10月25日
- 読了時間: 3分
吉田拓郎が2022年2月11日放送のニッポン放送『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』で、KinkiKids・堂本剛への想いを語った。
吉田はラストアルバム『ah-面白かった』に収録される『ひとりgo to』(“ひとりごと”とも読む)は堂本剛とその音楽チームにアレンジを頼んだと語り、剛にデモテープを渡した時、剛は歌詞に感動してくれたという。
そして曲は剛が現在やっている音楽の要素を取り入れたアレンジで、バンド形態でレコーディングが行われると語り、実際もたらされたアレンジ案を聴いたところ、ギターの鳥山雄司やプロデューサーの武部聡志から「光一と剛に“きよしこの夜”を教えてたのがウソみたいですね」と言われるほど感動的な仕上がりになっていた。
※ フジテレビ系『LOVELOVEあいしてる』(96.10~01.03)で、ギターを教えた。
海外ロケ拒否事件!
そして『LOVELOVEあいしてる』で共演し、海外ロケに行った時の事を振り返ると、「剛には自分がいた方が(都合が)良いんじゃないか」と思ったことがたびたびあると回想。
ハワイロケの際、海で潜水艦に乗って中で撮影するということになった。堂本光一と篠原ともえはノリノリだったが、吉田と剛は実は乗りたくなかった。
そしてロケ直前、吉田は二日酔いを理由にして乗艦を拒否。剛はいつも吉田の半径1mくらいのところにいたそうで、そのやりとりを見てディレクターに、「拓郎さんを1人にしちゃかわいそうだろ!だから潜水艦には光一と篠原が乗って、僕と拓郎さんは外でみんなを待ちながら、なんか違う撮影とかを考えようよ」と上手い事を言って理由を付けて、潜水艦ロケを拒否。そして結局、世間話をしながら潜水艦ロケが終わるのを待っていた。
オーストラリアのゴールドコーストでは、バンジージャンプのロケが。吉田はまた二日酔いの手を使い、剛は「俺と一緒に下から、光一と篠原をからかってるという撮影をやりましょうか」とディレクターに提案して、バンジーを逃れていたことを思い出し、振り返った。
また、海沿いで人慣れされたイルカと泳げるパークのロケで、ディレクターから光一にイルカと一緒に泳ぐよう指示が出された。しかし、光一もさすがに自分ばかりで飽きたのか、吉田を誘い始めた。イヤだった吉田は慌てて、今日のロケのために衣裳も決めて、メイクもバッチリ準備したと、短パンとシャツ姿で嘘をついて拒否し、そこに先に準備して待っていた篠原が光一を急かし、剛も来て吉田を守るようにしてそこから一緒に逃げたので、結局また光一と篠原だけでイルカと泳ぐロケを敢行して、また2人はロケを免れたのだった。
そもそも吉田は10mも泳げなかった。
思い出を振り返り、自分がいたから剛もやらなくて済んだので、今考えると「堂本剛くんにとって、吉田拓郎って人の存在は、最高の防波堤になっていた」とまとめてみせた。
吉田にとっての30歳
昭和21年(1946年)生まれの吉田にとって、自身が若者だった時代は、「30歳」というのが大きな壁だった。『Don't trust overed 30s.(30歳以上を信じるな)』という合言葉めいたものが学生の間にあって、30歳を超える事は罪悪のようだった。
Comments