吉田拓郎、堂本光一からのメッセージで元日から涙!
- サエグササエル
- 2023年2月20日
- 読了時間: 5分
シンガーソングライターの吉田拓郎が、2022年1月14日放送のニッポン放送『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD(ゴールド)』で、元日にKinkiKidsの堂本光一と行ったメッセージのやり取りを明かした。
パーソナリティーの吉田拓郎は既に正月らしい行事を排し、正月は通常通り「パン食」。
また、年賀状での挨拶も10数年前に取りやめ、吉田のスマホに知り合いからメッセージが届く形のやり取りに。
それが2022年1月1日の朝6~7時ぐらいという今年一番にメッセージが届き、差出人は意外にもKinkiKidsの堂本光一だったという。
光一とは普段、吉田からメールやメッセージを送っても、返事が来るのは「早くて3週間」、だいたい1カ月ぐらい経ってから「遅くなってすみません」と返事が来るそうで、これにはさすがの吉田も笑うしかなかった。
だが今年は、吉田からメッセージを何も送っていないにもかかわらず、珍しく光一からメッセージが届いた。
この予想外の事態に吉田は、KinkiKidsが年末年始(12月30日『Johnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』、31日『ジャニーズカウントダウン2021→2022』、1月1日『KinKi Kids Concert 2022』)はコンサートで興奮状態になり、眠れなかったため、“暇つぶし”でメッセージを送ってきたのだろうと推測した。
驚かそうと吉田もメッセージではなく、電話を掛けてみたが光一は、「案の定出ませんでした!」と着信拒否。
これまでも光一は吉田の電話に出た事が無く、おそらくスマホの電源を切っていて、滅多に見ないのだろうと吉田は推測した。
もし繋がれば、1月1日が誕生日である光一に、「おめでとう!ハッピーバースデー!いくつ~になっても~」と唄うつもりでいたと語った。
ちなみに吉田によると、光一はずっと電話番号もメールアドレスも替わっていないが、剛はコロコロ変えるという。
仕方なく、吉田は例年通り、「光一君おめでとう!今年もがんばってください!」とメッセージを書き出し、また、『LOVELOVEあいしてる』(96.10~01.03)時代の海外ロケの写真などを見返していた吉田は、「剛君ともベタベタくっついてる写真はけっこうあるけど、あなたとはいつもハグしたりとか、君が僕の肩に顔乗っけてたりとか、なついてる感じとか、非常に俺たちの写真がほとんどスキンシップしてるっていう事に気が付いて、なんだろうな、家族みたいな気分でいたのかな、あの頃は?というような、いつも一緒にいたかったのかな」、というようなメッセージを送ったところ、またも珍しく、「秒速で」返事が来たそうで、こんな事は初めてだと語った。
その返信の一部には「電話ありがとうございます。出られずにすみませんでした」と書いてあったが、「出る気ないんだろ、オマエ!」と笑った。
光一からの返事
メッセージには、「僕も43歳になりました。」とあり、光一が17~18歳の頃から付き合いのある吉田は感慨深く感じ、また、「『LOVE LOVE(あいしてる)』の時の写真の事なんですけど、本当に僕も思うんですが、だいたい僕と拓郎さんはよくくっついてますね。アハハ」、「人生の大先輩である拓郎さんが、目線というのを僕たちなんかに合わせてくれていました。そんな素敵な大人に自分もなりたいと、そう思わせてくれたのが吉田拓郎さんでした」と書いてあり、「正月から泣かせるなコノヤロー!」と感じ入った。
メッセージの最後には、「今年、LOVELOVE(あいしてる)の番組が実現することを心から願っております!」とあり、それで吉田もさっそくフジテレビのプロデューサーに連絡を取り、以前に光一、剛、篠原ともえとも話しており、「やる気まんまんなんだけど、どうだろうね?」と2月頃に打ち合わせをかねたお茶会でも、と持ちかけたところ、プロデューサーから、「拓郎さん、もうテレビ局サイドとは、『LOVE LOVE』を迎えるっていう事は伝えてありますんで、2月頃ぜひ、拓郎さんとミーティングやりましょう!」と快い返事が来たそうで、もし実現したら、「これを最後のテレビ出演にしようかな」と吉田節を交えながら、「みんなと大いに楽しくやりたいと考えてるわけです」と展望を語った。
ハワイロケの思い出
吉田によれば、『LOVE LOVE』で2回(97,98)、『堂本兄弟』にゲスト出演して1回(04)、の計3回ハワイに行ったそうだが(その他オーストラリアなど)、思い出深いのは2回目のハワイロケで、吉田とフジテレビのプロデューサー、堂本剛とゲストのTOKIO・長瀬智也が朝食の約束をしてホテルのロビーに集まったのだが、メニューを決める段になって剛と長瀬が「和食が良いっすよね、やっぱり」と言い出し、仕方なくワイキキのカラカウア通りの和食レストラン『ふるさと』に行くと、2人はメニューを見て悩んだあげく、朝9時半から「すき焼き」をオーダー。
体格のいい長瀬はあっという間に肉を食べ切り、10時頃には、「すいません、おかわりください!おかわり!」と肉を追加したのを見せられて、二日酔いだった吉田は胸が苦しかったと思い出を語った。
●当時の『LOVE LOVE あいしてる』ハワイ回文字起こし
また、剛とは吉田お気に入りのブランド、「バナリパ」こと『バナナ・リパブリック』へ「ショップに行かない?」と一緒に買い物へ。いろいろ買いこんだ思い出が。
また、そういう時、光一は付いて来ないという。
外交的に見える光一が意外と部屋から出て来なくて、内向的に見える剛が「行きまーす!」と気さくにショッピングに来てくれるという、一筋縄ではいかないところが吉田の心にヒットして、面白く付き合えたと語った。
また、オーストラリアのシドニーでロケ('99)最終日、明日の帰りの飛行機を考えて、吉田と剛は打ち上げで酒を控え、早々に切り上げたのだが、ここでは逆に、光一が現地の通訳やスタッフ、ゲストのMAXらと朝まで飲んで盛り上がっていたという。
翌日、空港で再会した光一は、「拓郎さん、昨日は僕も久しぶりに飲んで騒いじゃいましたよ」、「そうだそうだ、これからジャニーさんに頼まれたワインを買いに行かなきゃ!」と言ってショップに入り、飛行機ではぐっすり寝ていたという。打ち上げではしゃぎながらも、ジャニーさんのおつかいは忘れない、“ちゃんとするところはちゃんとする”おもしろい若者だったと振り返った。
光一は吉田の次のアルバムのタイトルの題字を担当する事になっている。
吉田の欲しい物
1月2日放送の『さんまのまんま新春SP』を観た吉田は、菅田将暉が明石家さんまに手縫いのスタジャンをプレゼントしているのを見て、かつて『LOVE LOVE あいしてる 16年ぶりの復活SP』(17.07.21)で共演して面識があることを思い出し、「Gジャン作って!」と気長にリクエストした。
また、菅田が妻・小松菜奈と共演した話題の映画『糸』を鑑賞したそうで、初めて彼女をちゃんと観た吉田は「いい女だ!」と太鼓判を押した。
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