土田晃之が2021年10月24日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』で、ピンチを救ってくれた恩人について語った。
この日、元・雨上がり決死隊の蛍原徹がゲストで来ると、ボキャブラブーム時代の話に。当時大阪にいた蛍原ら若手大阪芸人にとって、ボキャブラ芸人の活躍はかなり羨ましいものだった。
だが土田によると、ボキャブラブームの時代、活躍量は一緒でも、みんな事務所が違うので誰がどれくらいの給料をもらっているかはわからなかった。
しかし、土田の調べでは、くりぃむしちゅー、U-turn、アニマル梯団は事務所が同じ給料制にもかかわらず、くりぃむしちゅーは土田たちの倍の給料をもらっていたという。
ある時、東MAXこと東貴博と深沢邦之のコンビ、Take2と同じ営業先だった時、土田のコンビ、U-turnが地下鉄での移動だったのに対して、Take2はそれぞれベンツ・Eクラス(東)とセルシオ(深沢)という高級車で現場に来ているのを見て、腹が立ったというエピソードを語った。
また、ある時、東貴博が急遽休みになり、ドライブに誘われた土田はそれぞれ車を運転して、那須塩原へ出かける事にした。
だが高速道路に乗ると、東はスポーツタイプの高級車で、土田はスズキのワゴンRだったため、東に付いて行くはずなのに引き離されてしまった。
その行為に土田はムカッとしたが、出口に近付くと、東は料金所の手前で速度を落として待ってくれていて、土田が料金所で窓を開けると、係の人から、「前の車の方が払って行かれました」と言われ、芸人仲間でありながら、おしゃれな対応をしてもらったエピソードを明かした。
土田はその後、子供が出来て給料のままでは苦しくなり、ギャラを歩合制に変えてもらったが、ボキャブラブーム終了後、仕事は激減。そんなピンチの時に、『YOU・遊・気分 土曜だ!ぴょん』(01.10~03.12)の仕事をくれた長野放送と、『コスモ★エンジェル』(02.05~02.10)の仕事をくれた東海テレビには恩を感じており、今でも、どんなにギャラが安くても呼ばれたら行くと決めていると語った。
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