大学の定番『落語研究会』はどのように『お笑いサークル』に変わっていったのか
- サエグササエル
- 2023年3月3日
- 読了時間: 2分
エレキコミックが、2021年6月9日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』にゲスト出演。今話題の『大学お笑いサークル』について、およそ30年前に大学の落語研究会でお笑いを始めたエレキコミックが当時の学生お笑い事情を語った。
エレキコミックはナイツの母校、創価大学の落語研究会の先輩。塙が1年の時に今立が3年、やついが4年だった(土屋が塙の1年後輩)。塙が大学を決めたのも、パンフレットに写っていた、賞を取ったやついを見たのがきっかけだという。
やついは当時の学生お笑い事情をふりかえり、「俺らの大学の時の落研って、30年近く前だよね?その時は、お笑いサークルってそもそも無いから。落研しかないの。お笑いサークルは、早稲田とかおっきい大学はサークルであるけど、大学公認のちゃんとしたクラブってなると、落研なの」と大学の厳しさを語った。
次に、「今みたいに、落語がものすごくブームじゃない?今は若い人がスゴいじゃない。そういう時代じゃないから。ちょっと下火だったわけよ、落語の人気も。だから落語研究会とかが結構潰れてて、で俺らの大学も潰れてたんだけど、お笑いもやろうってことで、もう1回盛り返したって感じだったから。けっこう落研が多かったよ。たぶんここ何年かで変わったと思う。落語が流行ってんじゃない?だから落語研究会は落語やってると思うし、お笑い(やりたい人)はお笑いサークルになって、たぶんこう、分かれたんだと思う」と、落語人気が廃れていたところに、お笑いブームが合致したと推量した。
やついが落研に入部した時は、落語をやりたい人も、先輩もおらず、落語を教えてくれる人がいなかったため、すんなりとお笑いを始めることができた。1年後輩の今立も、高校からお笑いをやっていて、落語をやらされるんだったら入らないと決めていたが、落語をやっていなかったので、入部を決めたという。
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