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  • 執筆者の写真サエグササエル

宮澤エマ、動じないハートの鍛え方を語る!

俳優・宮澤エマが2022年4月21日放送のJFN系列『TOKYO SPEAKEASY』に出演。タレント時代から面識のあるさまぁ~ず・大竹一樹と対談し、現在までの軌跡を語った。



大竹から、最初に会った時は女優ではなく、父親のラストネーム『ラフルアー』が付いたタレントだったと話を振られた宮澤は元々俳優志望であったことを説明し始めた。


宮澤エマは東京生まれ。父がアメリカ人で、ちょっとだけ日本とアメリカを行ったり来たりしていたが、基本は日本で育った。

日本の小学校を卒業し、中高はインターナショナルスクールに通い、アメリカの大学に進学した。

姉はハーバード大学。母もいい大学を出ている中、宮澤は8月31日まで宿題をやらないような、「あの家族の中ではわりかし勉強ができない子だったんですよ」というようなタイプだったと語った。


その代わり、小学校5・6年生の頃から演劇部に入り、インターナショナルスクールではミュージカルのできるキャンプや合唱部に入ったりしていたので、家族は勉強面では不安だったが、芸能方面で活動したい気持ちは感じていた。

宮澤自身は「これだったらお姉ちゃんに負けない」という気持ちで唄い始め、「この家で大学出ないってオプション無いな」と、大学は出ておいた方が良いという考えで進学を優先した。

そして海外に行き、芸能以外にやりたい事を見つけたらそれまでだったんだろうなと思っていたが、4年間で「1回チャレンジしないと」と後悔先に立たずと考え、芸能界に足を踏み入れる事にした。


英語が理解できるため、翻訳物をやることが多いミュージカルにおいては、英語版の台本やサントラを聞いて意味を理解できることは強みだと語った。


予想していなかったタレント時代



アメリカでの挑戦も考えたが、競争が激しく、高校時代に「歌を出さないか」と既に声を掛けてくれていた日本の事務所があったため、そこを伝手に1度やってみようと帰国。

宮澤は最初から歌や俳優志望だったが、最初の芸能事務所は俳優事務所ではなかったようで、宮澤のプロフィールから、DAIGOのようにタレントで売り出そうと働きかけた。そしてその頃『Qさま!』に出演し、大竹と共演した。


タレントになったが、考えていなかったのでネタやキャラもなく、事務所としては、ハーフ、お嬢様、高学歴(インテリ)などで押そうとしていたが、クイズ番組で出題される受験問題系は、そもそも受験していなかったのでわからず、そこそこの問題しか答えられなかったので、盛り上がりもしなかった。

また、元内閣総理大臣の祖父・宮澤喜一とのエピソードも、エマが18歳の時に他界しており、限られていた。

コメンテーターの仕事もあったが、政治的なコメントを求められる場面になると、わかっていないのにコメントすることでいろいろな方面にご迷惑をおかけするかもしれないと考え、完全にお断りすると決め、仕事は減っていった。


しかし、こういったテレビ出演やラジオMCの仕事が1年あり、このおかげで知名度はアップした。

そして、高校時代に宮澤の歌を聞き、おそらくテレビを観て宮澤がこの業界にいる事を知った宮本亜門からオーディションに来ないかと声を掛けられ、念願の芝居に出演できるようになった。

そして紹介があって、現在の事務所に移籍したと説明した。


タレント時代は「不思議な時代だった」が、このおかげで宮本から声をかけられ、芝居の世界に行けて、あやふやな状態でテレビに出ていた事も、今の動じなさに繋がっていると振り返った。


舞台活動は9年以上続き、そしてNHKの朝ドラ『おちょやん』(2020)に出演した事で、世間が俳優として認識してくれるように。

そして映像系の仕事のオファーも舞い込むようになったが、舞台の仕事は3年先まで決まっている事が多いため、当初はお断りすることも多かった。

しかし、現在は舞台をお休みし、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』やテレビ東京『よだれもん家族』など映像系にチャレンジしている。

今までは舞台中心だったため、完全に台本を覚えて入ってきていたが、ドラマの現場では周囲の「次なんだっけ?」というような空気にびっくりしていると語った。


大竹の差し入れ



現在、『よだれもん家族』の現場は、本物の団地の1LDKを借りて撮影。トイレが1つしかなくて、さらにカギが壊れているそうで、そのため、「使用中」の張り紙をして入らなければならないのだが、貼り忘れや貼りっぱなしもあるため、「スリリング」だという。

そして共演者のため、大竹はフローラルの消臭スプレーを購入して、置くことにした。


さらに大竹は、2022年5月7日放送のニッポン放送『さまぁ~ずのさまラジ』では、妻の母がドラマを観て、「間違えたらいけないから大変ね」と感想を言ってきたことを語ったが、実はドラマは通販やタイアップはしていないらしく、秋元康などが選んだものを、おそらく許可を取って紹介しているだけらしく、紹介する商品が家族分しか買えないこともあるそうで、本番での撮り直しが効かないため、その場合は緊張感がグッと高まると語った。

また、お取り寄せだけでなく、スタッフが直接買いに行った「お取り寄せ」でない物も登場すると明かした。


酒と台本



宮澤はキックボクシングをやっているそうで、昨日の休日も朝からキックボクシングをして、舞台『セールスマンの死』を観に行ったという。

宮澤はほぼ毎晩お酒を飲むそうで、ワイン中心。赤も白も両方好きで、この前の休日は1本開けたという。だが白人の血のおかげか、後を引かないと語った。


大竹も毎日飲むそうで、ビール1本と焼酎2杯。家族が寝静まってから「慌てて飲む」そうで、子供が何かいけない事をした時に、すぐ対処できるよう、初動が遅くならないようにゆっくり飲まないようにしているという。

また次の日も朝早く起こされ、しかし寝ないとやっていけないのもあり、1時間で慌てて飲むので、すごく酔うという。

大竹はレギュラーのバラエティー番組に加え、ドラマやライブの準備でこの2カ月休みなし。だが酔ったまま寝る、飲まないと終わらないで悪循環を繰り返していると語った。


ドラマ『よだれもん家族』では、大竹も宮澤も台本を1回しらふで読んで、その後酒を飲みながら覚えるようにしているそうで、加えて宮澤はボイスメモを使ってウォーキングしながら聴いて覚えるのがオススメだと語った。

大竹はネタで使う歌をスマホのボイスメモで唄って録音し聞き直していたが、子供のiPadと同期してあって、子供がそれを聴いて覚えて唄っていたので驚いたという。


スベッても動じない鉄のハート



最近は三谷幸喜作品に出演し、笑いを求められる芝居に関わる事も多い宮澤。舞台では反響がすぐわかるが、映像の場合は現場で反響がわからないため、ついエゴサーチをしてしまう事もあるという。

ただ、海外の芝居を日本で演じる際の、日本人には伝わらない英語翻訳ジョークをセリフとして公演期間中、必ず言い続けなければならない、つまり必ずスベらなければいけない事もあるため、それで心を鍛えられたと語った。

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