振付家・TAKAHIRO、坂道アイドルのためにしている事!
- サエグササエル
- 2022年10月7日
- 読了時間: 2分
ダンサー・振付家のTAKAHIRO氏が、2022年5月20日放送のTOKYOFM『平和不動産 presents CURIOCITY』にゲスト出演。担当アイドルにしている事について語った。
ダンスに繋げるため様々な本を読んでいるというTAKAHIRO氏。
中でも印象に残ったのは、1つはJ.Y.Park氏の『何のために生きるのか?』。そしてもう1つは北大路魯山人の『春夏秋冬料理王国』。
TAKAHIRO氏はこの本から魯山人の、食事に全てを懸けた考え方を学び、「ものの見かた(作り方)の本質がわかる」と語った。
中でも印象に残っている文が、「醤油の味が美味すぎると、料理の味を損ねる」。
料理に完璧なものを付けすぎた時に、逆に味が普通になったり、醤油が際立ちすぎると、素材の本来の味を損ねたりしてしまう時もあるので気を付けろと書いてあったという。
また、「良い料理人は調理ができる。でも二流の料理人もいる。それは同じ調理を全ての食材にする」という文もあった。
それは素材はその本質や時期によって、引き立たせる調理法が異なるので、同じ調理法をしていたら本当の料理の味が引き出せないとあり、大事なのは食材と向き合って、正しい調理法の答えを決めていくことだと記されていたという。
これにより、異なるアーティストに同じやり方をしてはいけないと気付かせてくれたと語った。
加えて、TAKAHIRO氏は「しかしそれは観客のレベルも必要になってくる」という意味の事も書いてあったと補足。
客によっては決まった調理法にこだわり、褒めてくれずに怒る者も出てくると書いてあったという。
などなど、エンタテインメントの成立させ方について新しい気付きがいっぱいあったとオススメした。
日向坂46の前で大スベリ!?
番組ではアニメ『ちびまる子ちゃん』の初期のテーマソング、関ゆみ子の『ゆめいっぱい』をリクエスト。
日向坂46の楽曲を担当した際、ダンスレッスン前のストレッチの時間にかける曲は無いかと、グループカラーの青色に合わせ、青や青空、坂道が歌詞に入った曲をいろいろ聴いて探していたところ、見つけた曲。
そしてストレッチ中に流したところ、メンバーにはまったくの無反応だった。普段のアップテンポな曲と違ってポカンだったという。
TAKAHIRO氏は「たぶん心にしみて聴き入っちゃったんだと思います」と苦笑。該当の歌詞がすぐ来るので、気付きづらかったのかなと反省した。
ストレッチ用の曲は、他の担当アイドルでも同様に探していると明かした。
TAKAHIRO氏の好きな街は湯島。子供の頃そこで育ったので、たまに行くと思い出と現在を比べて気付き、「過去に教えてもらう場所」だと語った。
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