昨今の“ダウンタウン病”に松本怒り!その正体とは?
- サエグササエル
- 2022年10月21日
- 読了時間: 4分
2021年6月10日放送の日本テレビ・読売テレビ『ダウンタウンDX』で、ダウンタウンが最近よく使われる“ダウンタウン病”について言及した。
フットボールアワー・後藤輝基についてトークするゾーンで、後藤が若手時代は、他人のネタでは笑わないなど、“尖ってた”という話になり、後藤は、「結構その当時多かったですよ」と釈明。次長課長・河本準一も「(心斎橋筋)2丁目劇場って結構ギスギスしてるとこあったんですよ、正直」と当時の雰囲気を語った。
また、ロッチ・コカドケンタロウから、後藤がシュールなネタをやっていたと暴露されると、後藤は「それこそダウンタウンさんの影響で、そういうタイプの芸人は一番多かったです」と釈明。
すると、ダウンタウンの松本人志から、「俺、それもあんまり、最近よくね、そういう尖ってたことをダウンタウンのせいにするっていうのも、俺、このノリもあんまり好きじゃなくて」と、昨今よく話題になる、ダウンタウンの影響を受けた後輩芸人が、無闇に尖っていたという“ダウンタウン病”と形容される事について言及し、相方の浜田雅功も頷いたが、続けて、「我々めちゃめちゃ礼儀正しかったです」の言葉の途中で笑いを抑えられなくなっていた。
後藤からは「よう言いますわ!」、河本からは「そのエピソードが無いんです」とツッコまれた。
続いて、『ダウンタウンに言わせて!聞かせて!』のコーナーでは、アンタッチャブル柴田から、「ダウンタウンさんみたいなことをすれば売れるだろう幻想というか、みんな真似した!」と証言。
柴田はダウンタウンのスゴさに真似を諦めていたが、相方のザキヤマはかなり影響を受けていて、「大信者だったから。お前がダウンタウンみたいにならなかったら“売れへん”みたいなこと言われて!アイツ埼玉の人間だよ!」と語り、「俺が松本さんをやるから、お前は浜田さんやってくれ、って」と言われたことを明かした。
続いてコカドから、「なんか、明るいやつは良くないみたいな雰囲気出されてましたよね、松本さんが。明るいは面白いと違う、みたいな」と当時の松本から感じたことを語り、「最後に一言、ボンって面白い事言うとワーッ(笑いと歓声が起きる)と、みんなそれやりたいから、まあ前に行かない」と証言し、中岡も「だいぶ舞台の後ろの方にみんな行って」と乗り、コカドから「だからって、最後の一言言えない。だから全員何もせえへんやつ」という当時の劇場の雰囲気が語られると松本から、「最低やな!最低やないか!何かは言えよ!」とツッコまれた。
続けて後藤が、「トークコーナーも、まあまあ静か」、それに柴田が「けん制しあってるだけでね」と続け、スピードワゴンの井戸田から、「小沢さんそれ考えすぎちゃって、エンディング出なくなった」との証言まで飛び出すと松本からは、「なんか逆にダウンタウンがちょっと、しばらくお笑い界を衰退させたみたいにも聞こえるけどね」とツッコミが入ると、「とんでもない影響力ですよ」とダウンタウンの影響力のスゴさを語った。
ダウンタウン病の正体
そしてロッチ中岡までもがダウンタウンの影響を受け、舞台のエンディングで頭を下げなかったというエピソードになると、浜田から、「(頭を)下げへんイメージなんかな?」とつぶやかれ、松本も「う~ん。そんなこと…」とコンビで不思議がると、河本から「ダウンタウンさんが劇場で、なんかMCで、イベントで“じゃあ次、最後エンディング~”とかって言うところを、一人も見たことがないのに、松本さんがエンディングでこう、ずっと、あいさつせえへんままっていうのも知らないのに。だけど“してるだろう”がずうっと続いてるから最終的には全員もうエンディングでもあいさつせえへんのは、“ダウンタウンさんがしてなかったから”って、それを理由付けにしちゃってたんですよ僕らは」と、自分たちの勘違いであることを認めた。
中岡も、「だから初めてダウンタウンさん見た時、めちゃめちゃ声張ってるやん!って思いました」と続けると、ダウンタウンから「声出してんねんて、ほんまに」と誤解であることを力説し、原因として、ボソボソ喋る漫才のイメージから、全てがそうだったと勘違いされるようになったことが明らかになった。
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