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  • 執筆者の写真サエグササエル

本木雅弘は〇〇好き?妻・内田也哉子が語るなれそめ

内田也哉子が、2021年9月5日放送のTOKYOFM『空想メディア』にゲスト出演。パーソナリティーの放送作家・高須光聖と、本木雅弘についてトークを繰り広げた。



内田と高須は初対面かと思いきや、高須は神泉にあった中華料理店『文琳』で、何度か本木夫婦や一家でいるところを見かけたという。

そんな高須と内田の夫・本木雅弘にはある“因縁”が。

本木のジャニーズ退所後初のレギュラー番組が、当時ダウンタウンが東京進出に伴い卒業した毎日放送の番組『4時ですよ~だ』(本木は金曜のみ出演)で、高須はその番組に放送作家として参加していた。

その頃の本木は“都落ち”のような仕事に不満げで、一方、大阪の番組スタッフは“東京のタレントさん”という事で丁重に扱い、一番上の放送作家が打ち合わせを担当していたが馬が合わず、一番下っ端の高須が打ち合わせに行くようになった。

だが高須とも馬が合わず、当時は映画『ファンシィダンス』(89)の出演のために坊主頭にするため髪を気にしており、なかなか台本に目を通してくれなかったという。


その後、高須はラジオ番組で「嫌いなアイドルが1人だけいる」と発言。名前は出していないが、情景描写で本人にはわかり、するとそれが当時ロンドンにいるはずの本木の耳に届いたという。

高須はまさかと思ったが、この話を初めて知った本木の妻・内田也哉子から「(本木は)エゴサーチとか大好きだからしてたと思う」と補足が。


その後、高須のバイト時代の後輩が、本木と共通の知人であり、その知人から「本木が、“謝りたい”と言っている」と連絡があり、食事の約束をして、約束の場所に行ってみると、本木が1人で待っており、「本当に今日は申し訳ございません」と頭を下げられ、恐縮する高須に、本木はその頃産まれた高須の娘のためにプレゼントを渡してくれたという。

また、その事を久しぶりに出演した『さんまのまんまSP』(16.10.07・フジ)でわざわざ話してくれて、逆に申し訳なかったと語った。


●2016年11月『空想メディア』高須光聖、本木雅弘の件を語る


本木との出会い



番組では内田が本木とのなれそめを語ってくれた。

母・樹木希林と2人暮らしで、家に帰って来ない父・内田裕也とは、毎年『父の日』しか会えなかったという内田也哉子。

そんな彼女が中学3年生の15歳の時、事前に約束をした店で父・裕也を待っていたが、連絡もなくすっぽかされた。

すると翌日、父から電話があり、「今、六本木の寿司屋にいるから来い‼」とだけ言われ、やむなくその店へ。

当時、内田裕也は映画『魚からダイオキシン!!』(92)に関わっていて、内田が店に入ると、主演の本木を含む俳優仲間やスタッフと盛り上がっていた。

だが内田はその輪に入れてもらえるわけでもなく、別のテーブルにポツンと1人配された。

そんな内田を気に掛け、席を立つ用があるたびに声をかけ、話をしてくれたのが本木雅弘だった。だがその時はそれだけだった。


そして翌年、内田はスイスの高校に留学。

そう過ごしていたある日、本木のマネージャー兼事務所社長から、アメリカのアカデミー賞を日本で初めて同時生中継することになり、そのナビゲーターに本木が選ばれたため、内田に本木の身の回りの通訳として来ないかとオファーがあった。

当時の内田は映画好きで、英語ができるというのもあり、小遣い程度もギャラが出るかどうかわからないと言われたが即刻引き受け、ロサンゼルスへ渡米。そこで本木や撮影クルーたちと約10日間ほど同行した。


その仕事の直後、2人は住所を交換し文通をする事に。そして日本とスイスで文通を続ける内、恋愛意識も無かったところから気持ちが高まり、内田19歳、本木29歳の時に結婚をすることになったという。


プロポーズをされた時、ちょうど大学1年生になる前で、結婚してもすぐパリの大学に行く事が決まっていたが、本木も変わっているところがあり、「19と29という年齢で結婚したい」と言われ、困惑した。

それで母・樹木希林に相談したところ、「あ、そういうのもアリね。勉強を後でするっていうのもアリね」と肯定された。


元々、樹木希林も内田裕也の前に結婚を1度、計2回しており、そんな樹木からは、「結婚っていうのは、“弾み”」だと言われ、「本木さんがそうおっしゃるのなら、やってみたら?」と後押しされたという。

ただその頃、樹木と本木は共演経験もあり、面識もあったが、樹木は本木の事をずうっとゲイだと思っていて、そっちにびっくりしたという。もちろん本木は文通中にスイスに一度足を運んでくれたこともあり、内田は恋愛対象が女性だと確認できていた。


また、樹木の周りでも、結婚よりもキャリア形成を優先し、年齢を重ねてみてやはり結婚したいと思う女性が多かった事から、結婚は「したいと思ってするものではなく、出会ってするものだと考えていた」という。

それに結婚に順番や世間体は関係なく、ましてや海外の大学は年齢関係なく学びに来る人がいると樹木は知っていたため、「アリじゃない?」と言ってくれたという。

それで内田も本木も「試してみましょうか?」という感じで結婚生活を始めたという。


そして現在は



本木について内田は「いまだにミステリーに満ちてますね。素の自分をいつまでたっても自分に見せてもらえてないと思います。これはたぶん自分(本木)が居心地が悪いんでしょうね、全部さらけ出すのが」と語る。

もちろん素は垣間見えるが、「ものすごい優しい部分とものすごい意地悪な部分を、いい塩梅で内包してる人。だからおもしろいですよね。ただの良い人でも無いし、ただのイヤな奴でも無いし」と語った。


現在、結婚生活26年目。下の子が11歳で、あと数年したら手を離れ、それからは夫婦二人の時間が訪れる。

「何かあったら話したい」いい友達になる予感がしていると語った。

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