桂由美・令和のブライダル事情を語る
- サエグササエル
- 2023年1月7日
- 読了時間: 2分
ブライダルデザイナーの桂由美氏が2021年4月21日放送のテレビ朝日『徹子の部屋』にゲスト出演。令和のブライダル事情について語った。
オープニングではトレードマークのターバンについて。いつもターバンを巻いているが、理由は亡き夫からのアドバイスで、司会を務める黒柳徹子の玉ねぎヘアを見て、由美氏に「お前は黒柳さんほど有名じゃないんだから、なおさら変えてはいけない」と、みんなの印象に強く残るようワンポイントを決めるよう勧められた。
現在でも、自分のスタイリングが早く決まるので、時間短縮に役立ち、助かっているという。
2020年に行われた『55th 2020 Yumi Katsura Grand Collection in Tokyo』は東京・関西を合わせて88回目のイベント。
イベントでは、ミニスカートになるなど、部分的な着脱式のドレスが紹介されたが、桂由美氏によると、欧米並みにウェディングドレス1着で決めたいという要望が増えたという。「式は厳粛で、パーティーでは華やかに」というスタイルが兆しとなっている。
ガーデンスタイルの結婚式も流行ってきている影響からか、肩や胸の谷間を出した派手なドレスが多く、披露宴やパーティーなどで新婦の友人たちがカクテルドレスを着てくるのに合わせた装いとなっている。
だが、外国人牧師の方々には、肌を露出するドレスは不評だという。
コロナ禍で、結婚式の中止や延期が増えている中、写真だけでも撮影したいという方のために、桂氏はバラの咲き誇る庭園を用意している。
また、コロナ禍で桂由美氏自身も、ニューヨークやパリの店から出社禁止を言い渡され、外出自粛で愛犬にと白いトイプードルを飼いはじめたと語った。
桂由美氏の進退は
また、デザイナー歴56年を迎えた桂氏は自身の進退について、「結婚する適齢期を迎えた方たちと、意見が合わなくなったときは私の引き際だと思っているんですけど、そんな…ファッショナブルすぎてダメです、もっとこう(胸を)塞いで(地味にして)ください、という意見が多いんですよね」と語り、しばらく引退は無い様子だった。
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