桑田佳祐、大学時代のバンド結成秘話
- サエグササエル
- 2022年10月30日
- 読了時間: 2分
サザンオールスターズの桑田佳祐が、2021年10月23日放送のTOKYOFM『桑田佳祐のやさしい夜遊び』で、大学時代に初めてバンドを結成した経緯を語った。
桑田はベースの関口和之らサークル仲間と最初に、『温泉あんまももひきバンド』を結成した、というのはよく書かれているが、その実情について語った。
桑田は青山学院大学1年生の時に、『出発(たびだち)』というフォークソングのクラブに入部し、長野県の温泉宿で行われる合宿に参加した。
高校が男子校だったため、女子と一緒に行動することにやや緊張していた桑田は、ふざけて度の入っていない丸メガネを掛けたり、手ぬぐいをほっかむりしたりしていた。
すると、その格好を見て、「あん摩?」(マッサージ師の昔の呼び方)とツッコまれた。また、ももひきも履いていた事から、このバンド名が付いたと明かした。
バンドは4人編成で、バンドメンバーのクラブ仲間も、まだ会ってからそこまで深い面識も無いままに結成することになった。
これにより、関口はほぼ初めてベースを担当することになり、「俺やりたくないけど、良いかあ」という感じで、桑田も「お前、やっとけ」と返していた。
そして練習して、音が聞こえなくなったと思ったら、座りながら寝ていたという。
そして他に、当時もう時代遅れのビートルズ好きでマッシュルームカットのイノカワ君という方がおり、ビートルズらしからぬ「Grecoのレスポール」を持っていた
また、ドラムのムラカミ君はバスドラムも上手く踏めない有り様だった。
そしてギターの桑田はと言うと、エリック・クラプトンに憧れていたが弾ける腕は無く、とてもバンドとは言えない、「とにかく破綻したバンド」だったそうで、「先輩たちからバカにされて」いたと明かした。
ライブに必ず持って行くもの
ライブの遠征先のホテルには寂しく感じるため、CDを持って行くようにしており、マネージャーが事前にラジカセを用意してくれているという。
最近は小唄の入ったCDやキース・ジャレットを聴いている。
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