桑田佳祐、理想の曲・ライブのベストタイムは?
- サエグササエル
- 2022年12月12日
- 読了時間: 2分
サザンオールスターズの桑田佳祐が、2021年7月24日放送のTOKYOFM『桑田佳祐のやさしい夜遊び』で、楽曲、ライブの長さのベストタイムについて語った。
桑田氏は作る側として、「3分半に納まった時ってね、すごく嬉しいの」と明かし、「いつもタイム訊くんですよ、“何分ある?”って訊くんですよ」とスタッフに確認するが、作りながら曲の時間尺は自分でだいたいわかるとし、「4分切ってたり、3分30秒で終わってたりする曲が作れたりすると、この時代に、ちょっとワクワクしたりするんだよね」と、理想的なポップスだと感じるという。
90年代にはイントロ1、イントロ2と作るのが流行し、イントロが長くて全体が5分を越える曲が増え、ライブでやる時には苦労するという。
また、桑田氏にとってライブ時間の理想はビートルズの日本公演の約30分(11曲くらい)だという。
「ああいうライブがやれたらいいなって思ってるけど、今生はダメでしょうね」と苦笑した。
『THE FIRST TAKE』は
以前、この番組で「ライブよりレコーディングの方が好き」という桑田氏の発言をリスナーから深掘りされ、桑田氏はライブとレコーディングは全然別物としながら、まず、「リズム取り」というオケを作る作業があり、そこからシンセサイザーや弦楽器や管楽器を足していくダビング作業をしている時に、新しいものが出来上がっていく期待のワクワク感があり、どんどんテンションが上がるという。
また、“何度もやり直せる”のが気が楽で、YouTubeの人気チャンネル『THE FIRST TAKE』に対して、「僕は絶対ヤダ!」と宣言。「唄い始めは全然声出ないしね。だからライブとかテレビとか怖いんですよ!」と現在の流行に眉をひそめた。
曲を作る時の必需品
桑田氏は曲を作る時はギターとICレコーダーが必需品で、「でも吹き込んだもの後から聴くと、全然わかんないことが多いんです(苦笑)」といったお茶目なエピソードが語られた。
また先日、銀座の文房具店『伊東屋』で原稿用紙を買ったこともあり、「そしてレポート用紙に鉛筆で書きます」と付け加えた。
ボールペンを使うこともあるという。
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