桑田佳祐のやさしい夜遊び、生歌コーナーの裏側と東日本大震災当日に生まれた震災への思い
- サエグササエル
- 2023年3月12日
- 読了時間: 2分
2021年8月7日放送のTOKYOFM『桑田佳祐のやさしい夜遊び』は、【暑中見舞い申し上げます!サザンオールスターズスタッフによる!勝手に生歌総集編SP~!】という事で、ビクターの小野朗氏、サザンオールスターズスタッフの岡野桜子氏、マネージャーの木村氏、杉山氏がパーソナリティーを務めた。
『ディアフレンズ』に出演した際の小野朗氏
岡野桜子氏出演のYouTube
番組エンディングの恒例であり、時にはそれのみで番組を構成することもある生歌コーナーだが、生歌の選曲は当日の番組収録スタジオ入り直前に杉山氏のLINEに連絡が入り、雨の日なら雨の曲、といったような当日に合わせた「考えられてる」桑田氏による選曲となっている。
そしてスタジオに入って練習をするのだが、やってみて、「やっぱ違う曲にしようかな」と曲が変わる事もある。
また、木村氏は学生時代バンドをやっていた経験からギターが弾けることもあり、突然ギター演奏での参加を言い渡されることもあり、よく対応できていると他のパーソナリティーから賞賛された。
桑田氏の東日本大震災への想い
OnagawaFMからの返事
また、番組では2016年3月26日に行われた女川さいがいFMでの公開生放送で唄われた『いとしのエリー』も放送。3月29日に同局が閉局されるということを、3月に入ってから知らされた桑田氏が「じゃあ行こうよ!」と声を挙げ、約1カ月弱の準備で公開生放送ライブを行ったという瞬発力の速さも紹介された。
●2016年当時のライブの取材記事
2021年7月24日放送の同番組では、桑田は東日本大震災の当時を回想。
2011年3月11日、地震のあったその時刻、桑田はNHKの古びた楽屋でリハーサルを終え、本番収録を待っていた。そしてやってきた地震の大きさに危険を感じ、桑田とスタッフらは駐車場に出て避難した。
当時の桑田は2010年の手術明けからそれほど経過していなかったため、主治医が来て点滴をしてもらっていた。しかし避難時に主治医が建物から出て来ず、後で訊くと、ケガ人やら何かあったらいけないと思い、医師としてNHKの屋内で備えていたという。そんな医療従事者の覚悟に、桑田は想いを馳せた。
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