独立と文化の国「セルビア」
- サエグササエル
- 2023年4月30日
- 読了時間: 3分
「セルビア」
旧ユーゴスラビア。面積は北海道と同じくらい。2006年にモンテネグロが独立し、セルビア共和国となった。
日本からの直行便は無し。フランクフルト、ウィーン、ミラノからの乗り継ぎがオススメ。
人口:約700万人
言語:セルビア語・英語
通貨:ディナール(1ディナール≒約1円)
ビザ:90日以内の観光なら不要
セルビアの首都「ベオグラード」(BEOGRAD)(英語:BELGRADE)
セルビア中部、バルカン半島、パンノニア高原の中にある。ドナウ川とサバ川の合流地点の右側にある。首都で文化、産業、交通の中心地で大工業地帯。町の歴史はBC3世紀にさかのぼる古い町。セルビア語で「白い町」と言う意味の美しい町。
老舗ホテル「ホテル モスクワ」
セルビアを訪れる要人が愛した老舗ホテル。
100年以上の歴史を持つ「ベオグラード駅」
特別列車『ロマンティカ号』は旧ユーゴスラビア製。1900年代初頭の物。
世界中のワイン好きが集まる村「スレムスキ・カルロブチ」(Sremski Karuovci)
セルビア北部、ドナウ川沿いにある。
ベオグラード駅から列車で約1時間半。駅にはブドウが成っている。
ワイン収穫祭が行われる小さな村。赤い屋根の建物が多い。人口約9000人。
ワイン作りが盛んで、ここでしか買えないワインを買うために世界中から多くの人が訪れる。
収穫祭では多くの屋台が建ち、ワインの試飲を始め、ブドウなどの果物、ハチミツなどを売っている。
名物「仔牛とキャベツのスープ」「パプリカのトマトソース煮込み」
「セント ニコラス聖堂」
東方正教会の教会。18世紀に建てられた。聖堂の壁は、セルビアバロック絵画の傑作と言われている。
ユーゴスラビアには3つの宗教が混在した。その内の1つが東方正教会。
結婚式では、白い布で新郎新婦の重なり合った手を覆うように結び、祝福の祈りが捧げられる。そして2人とも冠をかぶり、互いの愛を誓う。
「ノヴィ・サド」(Novi Sad)
セルビア第2の都市。人口約30万人。セルビアで最も長い歴史を誇る最大規模の劇場「ノヴィ・サド・セルビア国立劇場」がある。
「ノヴィ・サド・セルビア国立劇場」
年間190回のオペラ、バレエ、演劇等の公演を行い、文化都市ノヴィ・サドにおける舞台芸術・文化の中心。
2002年まで約10年に亘るセルビアに対する国連による包括的制裁等の影響から、機材の更新ができず、ほとんどの機材は1970年代に購入したもので、老朽化が著しく、効率的・効果的な活動に支障を来しており、このような状況の下、セルビア・モンテネグロ政府から一般文化無償資金協力を要請され、日本政府から約5000万円の資金協力が行われた。
劇場に所属するバレエダンサーには、日本人も含まれている。
「マリア聖堂」
ローマカトリックの聖堂。街のシンボル。
このページは、2017年6月12日放送のBS-TBS『世界一周魅惑の鉄道紀行』を基に製作しております。
【番組HP】
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