玉木宏、『マイファミリー』ウラ話を語る!
- サエグササエル
- 2022年10月2日
- 読了時間: 4分
俳優・玉木宏が、2022年7月16日放送のニッポン放送『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』にゲスト出演。ドラマ『マイファミリー』の裏話を語った。
この番組への出演は、TBS系ドラマ日曜劇場『マイファミリー』(2022.04~06)で共演した富澤たけしがいるということもあるが、実は、玉木の妹がこの番組のリスナー。お店をやっているので流しているらしく、「妹を介してこのラジオの内容を知る」状態だった。
そういったこともあってか、富澤と玉木は現場で電話番号も交換。メールのやりとりもしている。
また、撮影中に誕生日を迎えた富澤に玉木は扇風機をプレゼント。現場で富澤の汗がすごかったので選んだそうだが、ちゃんと充電済みで渡してくれる気遣いだったと富澤が明かした。
その他、玉木は現場にその場で焼いてくれる焼肉のケータリングを差し入れ。しかし後半だったため、富澤はいなかった。
ちなみに富澤は梅干を差し入れした。
マイファミリー撮影裏話
今作への注目度は高く、街で声を掛けられることも多かったという玉木。
実は最初の段階では犯人役が誰かは教えてもらえず、途中までは自分が犯人になるかもしれないと思いながら演じていたという。
最初から犯人役と聞いていた富澤は、実は吉乃一課長は葛城を殺す設定だったと告白。玉木も後で聞いたという。たしかに一番邪魔な存在ではあったが、その展開は無くなった。
その理由について富澤は、「最後に、僕がセリフを言わない代わりに、言う人が必要だったのかな?」と推測し、全員納得。ドラマでは富澤がセリフ量を減らしてほしいと監督に嘆願。そのため玉木のセリフが増えたという。
「そう考えると本当にお世話になったな、玉木さんに」と伊達はうながし、富澤も「申し訳ない」と呟いた。
また、ファミレス風の場所でのシーンでは、葛城がドリンクバーを注文。
ドリンクバーを注文するセリフは台本には無かったが、セットがファミレス風だったことと、「店員さんがこれ以上警察の話に近付いて来ないように」するために、監督が現場で付け加え、指示したものであると明かした。
そして捜査本部にピザ屋がピザを運んでくるシーンが予定されていたがカットに。
実はそのピザ屋を演じるのは伊達の予定で、伊達が富澤を羨んで自分も出たいと希望し、ちゃんとオファーもあったそうだが、ドラマを観続ける内に、重厚な内容から辞退を申し出。結果カットされた。
配役は逆だが、サンドウィッチマンのコントになぞらえて作られた設定だそうで、玉木によると、台本にはちゃんと「ピザハットリ」とコント内の店名で記されていたという。
その代わりか、サンドウィッチを食べるシーンが示唆として現れた。
玉木の仕事論
玉木はセリフを覚える時は「無音の中じゃないと覚えられなくて…」と明かし、「何も音が無い状態で、入れる」と語る。さすがに耳栓までは入れないが、自然と夜深い時間になってしまうと付け加えた。
最初は黙読で、ある程度覚えた段階で声に出すようにしているという。
また、富澤から「奥さんもセリフ練習とかし始めないんですか」と聞かれ、玉木は「ウチのはけっこう要領が良いので、テレビ見ながら携帯見ながら台本見ながら覚えるんで」と説明。「全部の事をしながら覚えるんでスゴい。出来ないです、僕は」と尊敬の念を表した。
玉木は最近は1つの作品を終えると、「ちょっとゆっくりして」と休みを取る事にしているそうで、タイミングによっては1カ月など長期の休みを取る事もあるという。
若い時は同じ撮影時期に複数の作品に参加する“かけもち”もあったが、「どこをベースにしたらいいのかよくわからなくなっちゃって」と、現在はお断りしている。
「一個の事に集中したいな。それしかできないな」と実直な姿勢を垣間見せた。
つい嗅いでしまう匂い
今日のテーマ「つい嗅いでしまう匂い」を聞き忘れたと慌てて富澤からメール。エンディングに返信が間に合ったので、そのまま紹介した。
玉木からは「ありがとうございました。うんこです」と衝撃の回答が!
しかしその後に「大人のはキツいので、自分の子供はまだおむつなので、うんちですね。3回ぐらい嗅ぎます」と安心させた。
そして文末に、「代弁(大便)してください。葛城からの供述です」と締めくくられ、スタジオが笑いに包まれた。
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