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  • 執筆者の写真サエグササエル

石川さゆり、歌手デビュー前の女優活動を語る!

歌手・石川さゆりが、2022年4月15日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』にゲスト出演。芸能界で印象に残っている人物について語った。



高田と松村邦洋がビートたけしのモノマネで、たけしが漫才師ツービート時代、石川のコンサートで前座を務めていた事に水を向けると、石川は、「ツービート、ヒドくってねえ(笑)。もう本当に」と回想。

高田が「めちゃくちゃにするでしょ?」と尋ねると、「本当ですよ。おじいちゃまとかおばあちゃま、たくさん来て下さるのに。よく、“ダメよ、それは!”って言ってました(笑)」と振り返った。


先に女優デビュー



石川は1973年3月25日に『かくれんぼ』で歌手デビュー。当時は横浜市立城郷中学校に通う中学生だった。

だが元々は、1972年の夏休みにフジテレビ主催のオーディションがあり、それに石川の友達が応募。しかし友達は夏休みで家族と祖母の家に帰省することになり、代わりに石川が名前を書き換えて参加し、歌ったところ合格した。


最初から歌手志望で、2~3歳の頃、祖母や母の影響で島倉千代子を聴くようになり、夏休みには『ちびっこのど自慢』にも参加。初めて買ったレコードは西崎緑の『ちいさなプリンセス』(1967)だった。

歌手になるためにオーディションを受けたが、9月2日にフジテレビの岡田太郎氏らから石坂洋次郎原作のドラマ『光る海』に出演するよう言われ、戸惑ったが、勉強になるからと言われ参加した。

そして1972年9月に芸能界入りし、ドラマ『光る海』(72.10~73.03)に沖雅也の妹役で女優デビューした。その時、一緒に中野良子、島田陽子、小林麻美らもデビューした。

ちなみに1972~73年は他に、アグネス・チャンやあべ静江、キャンディーズなど800人以上がデビューしたそうで、元々活動していた殿さまキングスも『なみだの操』がヒットして一躍有名になるなど“芸能界大豊作の年”だと高田は語った。


ドラマの現場には芦田伸介、河内桃子、久我美子ら錚々たる顔ぶれが並び、石川はよくかわいがってもらったと語った。

そしてドラマに出ている内に、オーディションに立ち会っていたホリプロにそのまま所属することになり、歌手デビューが叶った。

ホリプロでは『スター誕生』出身の森昌子が先に、そして石川の後には山口百恵がデビュー。みんな中学生だったので、当時はよく中学校の制服で楽屋入りしていた。

71年に芸能界入りし、放送作家デビューしていた高田は、「日テレから台本持って、日出(高校)までハイヤーで百恵ちゃんを迎えに行った」、その後テレビ局で高田が書いたコント台本を読み合わせし、本番だったと振り返った。石川も含め、当時はよく歌手がコントに参加していた。


ドラマに出演していたおかげで、石川さゆりの名は先に知れ渡っており、故郷熊本の今は無き水前寺体育館でデビュー発表が行われたが、いきなりコンサートだった。

そして現在、NHK紅白歌合戦には紅組最多の44回出場しているが、加えて、妊娠中にも応援のみでスポット出演。当時は出産1カ月前にもかかわらず、毎日オファーの電話が鳴ったという。


2020年にはNHK大河ドラマ『麒麟がくる』にも主人公・明智光秀の母役で出演。大河終了後のコンサートでは歌前にドラマについても喋り、「ドラマのおみやげです」と言って、歌に入ったという。


芸能界で印象に残っている人



石川は大スター鶴田浩二主演のフジテレビ系刑事ドラマ『大空港』(1978.07~80.03)に自身も刑事役で出演。鶴田の家で行われる立食パーティー形式の誕生日会に呼ばれ、生バンドも呼んで、鶴田が唄う場面もあったと語った。


そして、シングル『暗夜の心中立て』(2014.04.02)やアルバム『X-Cross II-』(04.04.23)の制作に携わった椎名林檎とは意気投合。一緒にニューヨーク旅行に行き、イチローの試合を観に行った。

また、2人で話している時に、事務所やレコード会社に内緒で『ご勝手キャンペーン』と題した企画を提案。椎名と新宿2丁目からゴールデン街の飲み屋にポスターを貼りに行き、次の店を紹介してもらい、回っていたら、いろんな人も付いてきて最後は行列のようになったと振り返った。


ご勝手キャンペーンについて語る石川さゆりのブログ


今年は50周年イヤー



コロナ禍で以前のような活動がしにくくなってからは、YouTubeでの配信を行い、また昨年にはInstagramを開設。

そして50周年イヤーとなる今年は、3月25日に故郷の熊本城ホールで記念コンサートを開催。さらに毎月シングルをリリースし、5月18日にはアルバム『X-Cross Ⅳ-』も発売される。

このアルバムジャケットとリサイタルポスターでは、それぞれコロナ禍に苦しむ芸大の学生を支援するために起用している。

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