石橋貴明、アイルトン・セナとの思い出を語る
- サエグササエル
- 2023年1月17日
- 読了時間: 2分
とんねるずの石橋貴明が、2021年6月27日放送のTBSラジオ『日本生命presents 石橋貴明のGATE7』で、1994年にF1レース中の事故でこの世を去ったレーサーのアイルトン・セナとの思い出を振り返った。
1993年に日本テレビ『とんねるずの生でダラダラいかせて!』のカート対決で、音速の貴公子と呼ばれたF1レーサー、アイルトン・セナと対決した石橋は当時を「青春だったな俺」と回想。
セナがスポーツ番組以外に出演することはかなり珍しく、生涯でセナのバラエティ出演は、ブラジル国内でも当時の恋人が出演していたという縁で出演した番組1本のみで、日本のバラエティに出演することはかなり異例の事だった。
石橋曰く、「(セナ出演の経緯は)たぶん1時間じゃ入らないんでお話しできないですけど、すっごい奇跡と奇跡と奇跡が重なりあって、セナに交渉できたんです」とその奇跡を強調。
しかも、日本でのF1中継はフジテレビのもので、日本テレビの番組に出演するとわかったらフジテレビに潰されてしまう可能性もあったため、セナ出演については、かん口令が敷かれたという。
現場で見たセナの2つの顔
現場で会ったセナはとても紳士で、とんねるずや日本の番組スタッフ達に気を遣わせないよう、陽気に振舞ってくれたという。
だがゲームで使うカートのアクセルとブレーキのワイヤー調整などの時の目は真剣そのもので、とても恐かったといい、カートを調整する整備士は汗だくになっていて、そしていざ走ると、あんな高音が出るのか、というほどエンジンの回転が落ちることなく走ったという。
セナとの再共演の話もあった
1994年、セナは地元ブラジルで行われる春のレースに合わせたブラジルでの再共演を希望。
しかし石橋は当時出演していたハリウッド映画『メジャーリーグ2』のオープニング試写会が行われるロサンゼルスのチャイニーズシアターに出席するため、春はスケジュールが合わなかった。そして岡山にいたセナから、再共演は秋に日本で、というメッセージが届き、延期されることになった。
しかし、94年5月1日に、セナはレース中の事故で還らぬ人となってしまうのだった。
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