笑福亭鶴光、芸名の正しい呼び方について語る
- サエグササエル
- 2022年10月30日
- 読了時間: 2分
落語家・笑福亭鶴光が、2022年2月12日放送のニッポン放送『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』にゲスト出演。自身の芸名の正しい呼び方について語った。
リスナーからのメールで、以前に弟弟子の笑福亭鶴瓶(つるべ)が鶴光という芸名の呼び方について、元々師匠の六代目松鶴(しょかく)の前名『光鶴(こかく)』をひっくり返して鶴光と名付け、読み方は“つるこう”ではなく、“つるこ”であると説明していた。
それに対して、当の鶴光自身は、ラジオなどでは、「“つるこう”でおま!」などと自己紹介しているので、その真実について問い合わせが。
鶴光によるとこれは、『松坂屋』を“まっさかや”などと縮めて呼ぶ大阪のクセによるものだそうで、そういった説明がややこしく面倒くさいので、「ラジオ出る時は“つるこう”にしようと。別人格や」と自身で決め、落語をやる時は“つるこ”にすると自分の中で分けていると語った。
なお、鶴光自身はあまり気にしていないのだが、この事が『トリビアの泉』(02.10~06.09・フジ)で取り上げられた際、その真実をはっきりさせるために所属事務所の松竹芸能に多数の問い合わせが寄せられ、なかなかの大騒ぎに。
そのほとんどが、落語会などで出迎える側の市や区の会館担当者だったそうで、細心の注意を払うために問い合わせがなされたという。
鶴光のオールナイトニッポン事件簿
1974年4月から1985年10月まで放送された『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』は、森高千里や現在では小説家や映画監督になっている錚々たる著名人が若き日に聴いていたという大人気番組。だが、そのエロ方面での際どさから、一時はPTAからクレームが来て、それでも無視して続けていたらスポンサー企業への不買運動まで起きてしまったという問題番組(ちなみにその時は1カ月エロコーナーを休んで、詩を朗読させられるという鶴光にとっては屈辱的な対策を行い、問題が解決された)。
ある時、深夜に腹を空かせた鶴光が、当時は有楽町周辺に深夜営業している飲食店が無かったため、おでん屋台に行って一杯ひっかけてこようと画策。「30分で戻る」とミキサーに頼み、30分はある『河内音頭』を掛けて、「眠たくなってきたんで踊りましょう!」と言って抜け出した。
だがクレームの電話が殺到し、「何を考えているんだ!」と、重役がカンカンで怒鳴り込んできたという。
また、エロ小噺のコーナーが重役と銀行員ら4人を乗せたエレベーターの中に流れてしまい、後で重役から「辞めろとは言わん!ただ、エレベーターの中で流すな!俺がどんだけ恥かいたか!」と説教された事もある。
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