間寛平、吉本興業の歴史を語る
- サエグササエル
- 2023年1月21日
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2021年6月4日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』に間寛平がゲスト出演。昔の吉本興業について語った。
寛平はこれまで、八田社長、会長から社長に戻った林正之助氏、中邨社長、吉野社長、林社長、大崎社長、岡本社長と7人の社長を経験。
林正之助会長は、杖をついて芸人の舞台をかぶり付きで観に来ると有名で、うめだ花月で間寛平と池乃めだかで『サルと猫の交尾』のネタをしていた際に目が合って、「何しとんねん、お前ら!」と会長にツッコまれたという。
寛平は「でも、良い会社やな。こうして残してくれたもん」と振り返り、芸人に何かあった時、林裕章社長は代表として、芸人と一緒に謝ってくれていた。だが、極度のアガリ症と有名で、会見などの時は震えていて、謝罪をするのも大変だったという。
そして大昔、寛平が新人だった頃、ある事情で一晩警察の世話になった時、後に社長となる中邨制作部長(当時)が迎えに来てくれて、「寛平!心配すんな。新聞に吉本興業という名前が載ったぞ!」、「一週間ほど休んどけ。すぐ京都花月から(舞台に)出すから」という大らかで粋な対応をしてくれたという。
吉本新喜劇は毎週生放送だった
また、かつては吉本新喜劇が土曜日と日曜日に放送されていた。土曜日はABC朝日放送、日曜日はMBS毎日放送で、12時から生放送だった。
まず幕前でやすしきよしが2~3分生コマーシャルをして、その時間にセットの建て込みをした。
ある時、ミスでセットが客席の方に倒れた時があり、カメラは慌てて他の方を映し、スタッフは舞台に飛び出して慌てて立て直したこともあったと振り返った。
また、出番を忘れて、家で放送を観ていてようやく気付いた若手もいたという。
若手の頃から舞台では破天荒
寛平は若手の頃、先輩の由利徹や島木譲二のギャグを潰して、怒られながらも爆笑を取っていた。
寛平曰く、当時は若手で子供役が多かったため、好き勝手やってもおかしくない役だったので思い切ってやったという。
だが結果として、島木譲二のギャグがヒットすることにもなり、新喜劇としても成功となった。
一方で、後輩の辻本茂雄にも台本に無いことを言って困らせたり、その結果、辻本にマジで怒られたりしていると語った。
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